<関西地区大学一次トーナメント1回戦・対大府大 於:関西大学高槻グラウンド>
関 大 002 023 012 =10
大府大 001 100 100 =3
(関)○佐々木、林航−堀井、田中澄
(大)●松本−都能
春季リーグでは4位に入り、厳しい道のりではあるが全日への道が残った関大。夢の舞台へ進むには、全日予選となるこのトーナメントに勝ち続ける必要がある。負けられない状況の中、まず一回戦に挑んだ。
先発は、エース・佐々木。いつもは、序盤からテンポ良くストライクを奪い、相手を追い込んでいく左腕だが、今日は立ち上がりから制球が定まらない。負けられない戦いへの硬さもあったのか、ボール先行のピッチング。ストライクを取りに行った球は相手に打たれてしまい、ピンチとなる。だが、エースの意地を見せ、1・2回は得点を許さない。
早く佐々木を楽にしたい打線は、3回表。二死から、1番・森田が四球で出塁すると、続く北口が内野安打を放つ。ここで相手の失策を誘うと、その処理に手間取る間に、森田・北口がホームへ生還。ラッキーな形で先制点をつかんだ。
援護をもらった佐々木だが、中盤に入っても調子が上がらない。3回裏に犠飛で1点を返されると、4回裏には一死1・2塁から大府大の2番・渡辺周に適時打を許し、同点に追いつかれる。
大府大に流れが傾きかけた5回表。二死から9番・佐々木が四球で出ると、森田は右前安打。続く北口が四球を選び、二死満塁となる。ここで、打席には3番・堀井。2球目を左前に運ぶと、2者がホームへ返る。貴重な勝ち越し点を挙げた。
流れを引き寄せた関大は、6回にも2点を追加すると、北口がレフトオーバーの三塁打を放ち、さらに1点追加する。北口は8回にも適時二塁打を放ち、3安打全てで得点に絡む大活躍。惜しくもサイクルヒットは逃したが、存在感を示した。さらに9回にもダメ押しの2点を奪う。
佐々木は、その後悪いなりにも粘りのピッチングを見せ、5回2失点と試合を作った。そして、6回から登板した2番手の林航は、キレのある球で4回1失点4奪三振と好投。1回戦は、快勝に終わった。
全日へ向けて、負けられない戦いが続く関大。気持ちを引き締め、今日の勢いに乗って明日の大市大医学部戦に挑む。
▼田中澄主将「(佐々木は)入りが悪かった。チームとしても波が激しくて、良いときと悪いときの差がある。中盤からは笑顔も出てやれた。(明日は)序盤からこれでいきたい。(個人的には)もっと打って、チームを引っ張っていきたい」
▼北口「(先制点について)2アウトだったので、つないで次(の打者)に返してもらおうと思っていた。今日は、スライダーを狙って打てた。明日も塁に出て、クリーンアップに返してもらえるようにしていきたい」
▼堀井「(勝ち越しの適時打について)満塁だったので、絶対に返そうと思っていた。全日に行くことが目標なので、明日も勝ちたい。チャンスを作ってもらったら、返したい」


