_MG_3657%20%282%29.JPG

◇関西六大学秋季リーグ第1節1回戦対阪大◇9月11日◇南港中央球場◇

阪大 000 000 100=1
関大 001 010 00X=2

(阪)加藤―佐々木
(関)能塚―清水、倉石

 4回生が引退し、秋季リーグからは深井主将を中心とした新チームで六大学の頂点を狙う。開幕戦となる相手は阪大だ。

 関大の先発は能塚。「立ち上がりを3人で切っていけたらチームの形にもっていけると思ったので、立ち上がりを重視していた」(能塚)。先頭の西郷を三振に仕留めると、テンポ良く投げ、言葉通り相手を3人で抑えた。
 1回ウラの関大の攻撃では、1番・楠がセンターに打球を運び、二塁まで走る。倉井も中安打で続き3番・瀬川を迎える。瀬川への一球目、倉井が二盗に成功。無死二、三塁を作る。そして、瀬川は死球を選び満塁に。しかし、後が続かず、先制とはならなかった。2回表は、阪大に連打を浴び、無死二、三塁とされるも、能塚の強気のピッチングでこの後の打者をぴしゃりと抑えた。関大は、死球と相手の失策で再び満塁の好機を作るも、後1本がでなかった。

_MG_3360.JPG

 3回表を3人で終えると、そのウラ4番・笹峰は内野安打で出塁。続く深井は進塁打を放ち、6番・笹山が右中間への安打で1死一、三塁とする。ここで木下が打席に立つ。「初球から思い切って打とうという気持ちだった」と木下。外の真っ直ぐを思い切り振り抜いた。「当たりが悪かったので頼むから落ちてくれという感じだった」(木下)。左前に打球が落ち、笹峰が先制のホームに帰ってきた。連打で1点を取った関大に対し、阪大は能塚を前に走者を貯めることができなかった。併殺と野手の軽快な守りにも助けられ、5回までをヒット3本に抑え、三振の山を築いていった。

 次に試合が動いたのは5回だった。先頭の5番・深井がセンターへ強い当たりを放つ。相手は打球に飛び込むが取れず、ボールは右に転がっていく。それを確認した深井は、三塁までスピードを緩めることなく走った。続く笹山の二球目に相手バッテリーのミスで1点を追加した。7回表には、先頭を三振に抑えるも、続く打者を失策で出塁させてしまう。そして、三塁打を浴び、1点を失う。なおも1死三塁と同点のピンチとなったが、2点目の生還は許さなかった。

  今日の関大は1点のリードで十分だった。能塚の好投、そして、野手の安定したグラブさばきでアウトカウントを増やしていく。最後の打者を一邪飛に抑え2-1で勝利。全員でつかみ取った一勝だった。
 
 新チームでの初戦を勝利で飾った関大。春季リーグで果たせなかった優勝を目標に好スタートを切った。「次戦は今日よりも打って、打ち勝つ野球をしたい」と深井主将は意気込む。関大準硬式野球部の新たな物語が今始まろうとしている。【吉田佳奈】
 

▼深井主将
「リーグ初戦ということもあるので、みんな緊張してかたくならずに楽しんでやろうと言っていた。元気を出してやってくれていたので緊張がほぐれていった。打つ方では、フライをあげないように、ライナーを意識して打とうと話していて、結果的にそういったバッティングができたのかなと思う。チャンスでいかに返せるかと言っていた。チャンスは作れている。残塁が多いのが反省点。(3回は)木下には逆方向に打つように言っていた。それがいい結果につながったのかなと思う。(5回の三塁打について)自分は1、2打席ひっかけてしまっていたので、右中間に強い打球を打とうと思っていた。ストレートを打った。能塚にはゴロを打たして低めに集めるように言っていた。7回の場面では1点で抑えられたので良かった。いつも通りの打たせてとる、安定したピッチングを見せてくれた。(7回の場面は)相手のスクイズを警戒していた。先制して追い付かれたが、1失点に抑えられ、追加点を挙げられたのは良かった。リーグ前からバッティングを徹底してきた。秋の目標は優勝。(次戦は)チャンスで1本を出せるようにしたい。今日よりも打って打ち勝つ野球をしたい」

▼能塚
「初戦、そして、今日は天候が悪かったので、周りの緊張が伝わっていた。立ち上がりを3人で切っていけたらチームの形にもっていけると思ったので、立ち上がり3人を重視していた。実際3人で終えられたので良かった。相手がボール球に手を出してくれた。2回のピンチでは、0点に、7回のピンチでは最少失点で切り抜けられたのが良かった。(7回は)三塁まで進まれているが焦らずに、バタバタせずに守ろうと話していた。新チームでの初戦、チャンスを逃してしまったところもあったが、声などで盛り上げて自分たちの雰囲気でやっていけたのが良かった。チームの目標は優勝、個人は、自分の投げる試合は勝ちたい。後何回投げるかは分からないが、5勝以上したい。また、ベストナインを取りたいなと思っている」

▼木下
「1、2打席とチャンスで凡退してしまっていたので、(3回は)初球から思い切って打とうという気持ちで打席に立った。外の真っ直ぐを打ったが、当たりは悪かった。頼むから落ちてくれという感じだった。先制につながったので良かった。今日は2-1としょっぱい試合だったが、次戦は打って打って、良い当たりを打てるように頑張っていきたい」

このページの先頭へ