◇第50回全関西大学選手権記念大会・大阪府立体育会館◇
関西から強豪が集う今大会。今年も頂点、そして全日の出場権を懸けての熱戦が繰り広げられた。
初戦を不戦勝で勝ち上がった男子組手。2回戦は、昨年の王者である強豪・近大との対戦となった。
先鋒は敗退。続く次峰・吉田は「調子は悪くなかった」と序盤からペースをつかみ、一勝をあげる。中堅・山野は先に7ポイントを先取するも追い上げられる。それでもなんとか逃げきり、勝利を収めた。ここでペースをつかんだかにみえたが、続く2人が近大の底力の前に敗れ、2ー3で惜敗した。近大にせまった関大、成長をみせた試合であった。
また、女子は2回戦で惜しくも天理大に敗れるが、その後行われた和歌山大戦に勝利。結果、男女ともに全日への出場権を手にした。
続いて行われた男子形。予選はセーパイで挑んだ。息の合った迫力のある形を魅せ、周りに差をつけ1位で通過した。
迎えた決勝。スーパーリンペイで臨んだ。相手校の棄権により自動的に優勝が決定した。
また今試合から形の分解が始まった。スタントを教えている所に行って練習したり、スピード・タイミングなどを合わせてきた。三人の激しいアクションに会場がどよめいた。しかし「出来は最悪だった」(岸本)と優勝にも決して納得はしなかった。全日に向け、さらなる飛躍が期待される。
▼高田主将「2回戦(近大戦)は惜しい試合だった。実力的な差はほとんどなかったので、勝てない相手でない。全日に出るからには日本一を目指して、悔いの残らないようにしたい」
▼岸本「決勝の相手が棄権やったんで、予選の方が勝ち残ろうという気持ちが入っていた。1回の時に全関西で団体形初代優勝したので全日でも初代優勝を狙いたい」
▼木元「今年から1年の今津が新たに入って、3年間積み上げてきたものがあったんで苦労した。まだまだ形が揃ってなかったり、迫力が足りなかったりするので、全日では観客を惹き付けられるような形を打ちたい」
▼吉田「今日のコンディションは悪くなかった。(近大に対して)そこまで不安はなかった。向こうの方が実力が上なので、下なりの戦いをしようと思った。それができたのでよかった。全日では体力をつけて、一つ一つ勝っていきたいと思う」
▼山野「終わってホッとした。(今日は)すごく落ち着いてた。勝つ気でいた。試合は疲れで追いつかれてしまった。全日にむけて自分のやるべきことをしっかりやりたい」


