◇第51回全日本大学選手権大会・大阪市中央体育館◇

 今季最後の大会である全日団体。全国から強豪校が集まった。
 まずは男子組手。一回戦は東洋大だ。先鋒・西村雄は4-3とリードするが上段げりを決められ敗北。次峰・野坂は1回生ながら奮闘し、一勝目をあげる。続く中堅・吉田は落ち着いた戦いで相手に点数を与えることなく勝利する。流れは関大に来たかと思われたが、副将、大将と負けを喫する。完全に相手のペースに飲まれ、初戦敗退に終わった。

 また女子組手は初戦を2-1と勝利し、日本大に挑む。先鋒は敗退するも、中堅・鍵田が勝利。1勝1敗と大将・西村有に勝負の行方は委ねられた。始まって早々反則を2回し、相手に有効を与えてしまう。しかし、それからは点数を重ねて行き、1ポイントリードで迎えたラスト3秒。勝ったかと思われたが、上段突きを決められ、同点に終わる。1勝1敗分けとなるが総得点で一歩及ばず、2回戦で敗退した。

 今年から始まった団体形。男子は3位に入賞した。予選は各コートから上位2校が決勝トーナメントに進める。多少ずれるものの、関大は2位で通過した。
 迎えた準決勝。ここから5人の審判によるフラッグ方式によって決まる。相手は帝京大。関大はヘークウで挑む。スピードある細かい動きにもかかわらず、岸本、木元、今津の3人は息の合った形を魅せる。しかし相手の方が安定感、力強さの面で勝っており、5-0で敗退。決勝に進んで、分解を打つことはできなかった。

 形、組手とも成長をみせる関大。来季の活躍に期待がかかる。

▼木元「負けて悔しいし、消化不良。自分たちの良さは出てたのでこれで負けたら仕方ない。分解の完成度は高かったので決勝に進んでやりたかった。今大会で引退するが、卒業してからももっと頑張りたい」

▼岸本「完成度は高かったけど負けてしまった。準決勝でのヘイクウは1カ月で仕上げたにしてはレベルが高かったと思う。それだけに悔しい。4年間は長かったけど、空手は自信を持たせてくれた。いい4年間だった」

▼今津「予選でミスしたのが悔しかったので、準決勝は絶対合わせようと思った。負けて悔しい。次は春の個人で結果を出して、来年この大会でリベンジしたい」

▼西村有「今回は攻めて勝とうとした。落ち着いて試合運びができたし、自分の組手が出来て良かった。でも(日大戦で)最後、決めなきゃいけないところで決めきれなくて悔しい。(来季は)新しい子が入ってメンバーも揃うので、次こそは優勝目指して頑張りたい」

▼宮田「チームの流れを引き戻そうとしたが、自分の前へ仕掛けていく組手ができなかった。相手を見てしまって、先に仕掛けられてしまった。(来季に向けて)大事にしたいのはチームワーク。全員が優勝という一つの目標に向かう気持ちを持っていきたい」


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