◇第43回関西学生個人選手権大会◇4月29日◇兵庫県立総合体育館◇

 今季初めての大会。女子形では梶川が優勝し、見事関西連覇を果たした。また、男子−68㌔級では野坂が、男子−75㌔級では山下が、女子−58㌔級では加藤がそれぞれベスト4と活躍を見せた。
男子−68㌔級・野坂は3回戦まで順調に勝ち進む。4回戦、対するは強豪・近大の佐廣だ。序盤は中段げりを決められるなど相手の勢いにのまれ、5ー1と窮地に追い込まれる。だが、ここから怒濤の追い上げを見せた。相手の懐を正確にとらえ、中段突きで4ポイント連取。同点に追いつき、延長戦に持ち込む。積極的に攻撃するが得点に結びつかず、勝負の行方は判定へ。審判は野坂を示す右腕を高々と挙げた。準々決勝も順当に勝ち、迎えた準決勝。大商大・坂井に先取されるものの、すぐに取り返す。両者一歩も譲らず、残り40秒で7−7。お互い攻撃のチャンスをうかがうが、一瞬の隙を突かれ、「勝てる試合を落としてしまった」。悔しい準決勝敗退となった。
 男子−75㌔級・山下は3回戦まで相手に1ポイントも許さず、実力を見せつけた。準決勝、対するは大商大・新城。リーチの長さを生かし、上段突きで先取する。4−3とリードをするが、相手に中段げりを含む5ポイントを連取され、敗退。惜しくも、決勝進出はならなかった。
女子形では梶川が全日王者の貫禄を見せた。予選を22点とグループ1位通過で決勝トーナメントへ。準々決勝、準決勝ともに、5−0と圧倒的強さで勝ち上がる。迎えた決勝。選んだ形は自身が得意とするチャタンヤラクーサンクーだ。小さい体ながら、力強さを見せ、大きく打ち切る。そして判定へ。審判の旗は梶川を示す赤色の旗が5本──。その瞬間、梶川の優勝が決まる。見事関西連覇を成し遂げた。
年々、着実に実力を上げている関大空手道部。関西だけにとどまらず、全国の舞台でも活躍を見せるはずだ。

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