◇第54回全関西大学選手権大会◇10月2日◇大阪商業大学総合体育館◇

 前期には、個人の活躍が目立った関大空手道部。今大会では、全日出場がかかる大事な一戦。団体での優勝を目指し奮闘をみせた。
 まず男子組手。1、2回戦を順調に勝ちぬき、準決勝へと駒を進める。相手は 昨年準優勝の京産大だ。先鋒には楠が出場。しかし、相手の鋭い攻撃を受け、1-8で敗退する。続く次鋒には、全国ベスト8入りを7月に果たした小出が登場。互いに攻撃を仕掛けず探り合いが続く中、小出が上段突きで先制点を決めた。しかし、相手に隙をつかれ、連続してポイントを献上し結果6-8。中堅には主将田中克。勢いのある動きで中段突きを繰り広げ、6-3で見事勝利し、副将の長畑へとつないだ。京産大を破るには、負けられない戦いだが、相手の勢いにのまれ、結果は0-8で敗北。準決勝敗退でベスト4となった。
 一方の女子はシード権を獲得し、相手の棄権も合わせ、3回戦からの出場とな った。3回戦、準決勝ともに、2-1で勝ちあがる。残るは決勝戦のみ。目指す悲願の優勝まであと1勝。目の前に立ちはだかるのは、5連覇を狙う近大だ。先鋒の濱田は、相手に上段蹴りを決められ、0-4で敗退。勝利へのカギを握る中堅加藤も開始早々に中段突きを決め、流れを引き寄せようとする。だが、着実にポイントを重ねる相手に翻弄され、1-3で試合終了。結果0ー2で悔しくも優勝を逃した。「全体的にはみんながひとつになれていた」と試合を振り返る。
 また団体形では女子の金野、島崎、中本の3人がバッサイダイで予選突破を目指すも敗退。男子には今津、山口、甘糟がニーパイポを用いて華麗に舞う。見事予選を突破し、決勝へ挑むも強敵・同大を相手に完敗で幕を閉じた。
 最終的には、11月の全日出場が決まり「今日のような試合運びができれば、期待できると思う」と、田中主将は意気込みを語った。全日でのベスト4を目標に、彼らの戦いはまだまだ終わらない。

▼田中主将「(男子は)決勝進出できなかったのが悔しい。女子が決勝に行けたことはよかった。次の全日本でも今日のような試合運びができれば、期待できると思う。目標はベスト4に入ること。今日の悔しさをバネにして、次に向けてしっかりと練習していきたい」
▼加藤智「全体的にみんな一つになれていた。試合では、練習よりもよく動けていた。決勝にいくことを最低の目標にしていたので、緊張はなく楽しめた。次の全日本では昨年ベスト4に入ったので、決勝にいけるように頑張りたい」
▼山口「調子はよかった。練習したことを全面に出せたのはよかった。練習では形がずれたりしていたが、成果が出ていた。もっと息を合わせていきたい。特に分解の一つ一つの精度をあげていきたい。ベスト4に入れるによう頑張る」

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