男子は主将小出が階級を上げ、‐75kg級で初優勝を飾る。また女子の形で新たな女王が生まれた。圧倒的な演技で勝ちを飾った。
男子組手に出た関大勢は多くの選手が上位にめり込んだ。-60kg級に出場した長谷川は1、2回戦と順調に駒を進める。同階級の山本、田中も順当な勝ちあがりを見せたが、ベスト8に入れずに敗北。残った長谷川は準決勝で近大・大西とぶつかる。開始から上段突きを決められ、ペースを奪われる。結果は0-8で敗れ、決勝進出を逃した。また‐67kg級では加藤広や優秀選手にも選ばれた棚窪がベスト8入りしおおきな活躍を見せた。 
そして‐75kg級では楠がベスト8、主将小出が優勝を飾る。両者ひとつひとつの試合を丁寧に重ね、勝ちを手にした。小出は準決勝で3分間の熱戦を演じ、2-1の接戦を制す。決勝の舞台へと臨むこととなる。決勝の相手は大商大・坂井。「昨年も同じ舞台でまけていた。でもすごく落ち着いていた」と話す小出は試合に臨んだ。会場の注目が集まる中、試合開始の合図がかかった。はじめから互いに激しい攻防が展開される。その中で小出に突きが入り、うずくまる。相手の反則行為により、先制点をとることとなった。復帰後にすぐさま猛攻をかけ、中段蹴りをきめ、さらに得点を重ねる。そのあとも常に自らのペースで展開し、6-2までもちこむ。残り1分をのこしつつ、最後はまたも相手の反則行為で2得点加算され、8-2で試合は大差で優勝をもぎ取った。
女子組手は期待されていた61㌔級の水谷、50㌔級の藤田、濱田が初戦で敗退する。50㌔級で唯一残った杉田は準々決勝でストレート負けを喫し、ベスト8に終わった。

 女子形では新星・清水が活躍する。予選ではニーパイポを披露し、見事決勝トーナメントに進出。準々決勝は順調に突破する。準決勝の相手は「当たりたい相手だった」という大野(同志社)。清水は力強いチャタンヤラクーサンクをみせ、判定は5―0で勝利した。迎えた決勝では、同志社の柏岡と対決となる。先攻の清水はアーナンで挑む。「のびのびとやれた」と、華麗な演舞を披露。緊張感が漂う中、判定の旗が上がる。結果は5―0と見事優勝に輝いた。
また男子は今津、堀庭が予選を突破し、準決勝・決勝トーナメントに進出。堀庭がスーパーリンペイで力強い形を見せるが、結果は5-0の完敗。今津は気迫のこもった形を準決勝の舞台で見せるが、同大に2-3で惜敗。ベスト4に輝いた。
男女ともに輝かしい戦績を残した関大。次に行われる団体戦に向け、また動きだす。「部員は貪欲に練習ができている。キャプテンとしてチームを引き込んで、勢い付けていきたい」と小出は今後について話した。
▼小出主将
「今日は初試合だったので、勝ってチームを勢い付けれて良かった。最終的にチームが団結して、結果につながったと思う。事前に調子が悪かったので、人一倍トレーニングし、実戦的にやってきた。今後は西日本団体にむけて、頑張っていきたい」
▼清水「関西で強い人がいる中、試合させてもらって良い経験になった。今回の大会は全国に出れるようにという気持ちで挑んだ。当たりたかった相手に当たることができたが、まだまだこれからという思い。予選の出来はあまり良くなかったけど、徐々に上げていった。決勝は初めてやった形だったが、のびのびとやれた。今後全日本やいろんな大会がある。欠点を減らしてもっと良い形を披露していきたい」

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