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◇第59回全日本学生選手権大会並びに東西対抗戦◇7月7日大阪市中央体育館◇

 学生日本一を決める今大会。今年も注目は世界学生を制し、全日3連覇がかかる清水だ。関西準優勝で全日出場を決めた堀庭にも注目が集まる。

 まずは組手。長谷川主将は初戦延長戦までもつれ込む戦いを見せるも、延長で次々と上段突きを決められ敗北する。濱田女子主将も2戦目で世界学生の代表選手にも選ばれた相手に完敗を喫した。
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 形は男女ともに素晴らしい動きを見せた。清水は堂々のグループ首位、堀庭もグループ3位で決勝トーナメントに駒を進める。迎えた決勝トーナメント初戦、堀庭が選んだのはスーパーリンペイだ。切れのある演技を見せ、声とともに拳を前に突き出す動作で会場を圧倒する。終始落ち着いてこなし切り、5人の審判の判定を待つ。上がった旗は堀庭の勝ちをあらわす旗が2本。勝ち進むには1本足りなかった。「基本ができていなかった」(堀庭)と原点回帰してさらなる成長を誓う。
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 清水は決勝トーナメントも圧巻の演舞で相手を寄せ付けず勝ち上がる。決勝の相手は同大の大野。「来ることはわかっていた」と一番得意なチャタンヤラクーサンクーで迎え撃つ。精神を沈め、鋭い目つきで前を見据えた。序盤から素早い手さばきで演舞は進む。拳を地面に合わせ、大きな声とともに手を前に突き出した。プレッシャーを力に変えて自分の形を貫き、演舞を終えた。ついに結果発表、上がった旗は5本とも清水を指す色だった。相手を圧倒して全日3連覇を成し遂げた。
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 圧巻の演技で女王の座を守った清水だが、「課題はたくさん」と早くも前を見つめている。もっといい演技をするために、清水の戦いは終わらない。【笠井奈緒】

▼堀庭
「予選、決勝トーナメントともに自分のベストは出せた。1つでも多く勝てるようにと思ってやっていた。(決勝トーナメントの相手は)二つ下。まさか負けるとは。基本ができていなかった。基本から見直して、また一から頑張りたい」

▼清水
「けがを抱えたまま世界合宿、世界大会と休む暇がなかった。取りこぼしないようにと思っていた。周りから3連覇とは言われていて、プレッシャーは感じていた。足は思うように動かなかったが、言い訳にはできない。(予選グループ1位通過について)目標は優勝なので、点数は気にせずにやった。決勝は一番得意な形。いつもと変わらずアップした。決勝に大野先輩が上がってくるのはわかっていたし、向こうは4年生で気合が入っているのもわかっていたので負けられなかった。調子は良くはなかったが、気合が入っていてましだった。課題はたくさん見つかったが、ここが終わりじゃないので体のケアをしながらやっていきたい」

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