◇第61回全日本学生選手権大会◇7月14日◇大阪府立体育会館◇

 関西で3位に輝き、2度目の全日出場を果たした山田。昨年の成績であるベスト16以上を目標に、今大会に挑んだ。山田は2回戦からの出場となった。相手は日大の島田だ。粘りの剣道を見せると、隙を狙い見事相手からメンを奪う。試合終了を告げる合図がかかり、一本勝ちで3回戦へと進んだ。続いて対するは法政大の東郷。ベスト32入りを懸けた戦いは互いに一歩も引かず、つば競り合いを繰り広げる。試合が動いたのは試合時間が5分に迫ったときだった。一瞬の隙に、メンを決められてしまう。直後に試合終了の合図がかかり、無念の3回戦敗退に終わった。

 初めての全日に挑んだ草下は2回戦から登場。緊張の面持ちで試合へと向かう。2回戦の相手は札大の萩生田だ。序盤、相手の積極的な攻めに苦しむ。守りながら、隙をつきメンを狙うが決まらない。互いに譲らず、つば競り合いが続く。5分が経過し、試合は延長戦へと入る。長い緊張の時間が続くなか、相手の集中が途切れかけた間にコテを奪い、2回戦を突破した。
 気を引き締め直し、臨んだ3回戦の相手は立命大の中西だ。しかし、組み合った直後にメンを奪われ、いきなり劣勢に立たされた。それでも引き下がることなく、果敢に攻め立てた草下。メンを奪い返し、挽回を図る。しかし「取り返して気が抜けてしまった」(草下)。豪快なメンを打たれ、試合終了。初めての全国の舞台は3回戦敗退で幕を下ろした。

 「去年をこえられなかったので悔しい」と振り返る山田。この悔しさをバネに、彼らは9月に控える団体戦で必ずや大きな活躍を見せるに違いない。

▼山田
「1試合目は足を動かそうと思って、粘り強くやれた。2試合目もじっくりやろうとしていたが、足が止まったところを打たれた。相手もやっぱり全国レベルで思い通りにいかなかった。去年を越えられなかったので悔しい。来年はこえられるようにしたい。団体戦に向けて、粘り強く、チームで勝てるように頑張っていきたい」

▼草下
「初めての全国ですごく緊張していた。自分のペースになかなか持ち込めなかった。2回戦は延長戦になってしまって緊張と集中力を保つのが苦労した。今大会で全国のレベルも痛感した。勝てるようになってまた全国に戻ってきたい」

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