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◇第62回全日本学生優勝大会◇11月16日◇BODYMAKERコロシアム◇

 関西学生で45年ぶりの優勝に輝き、関西王者として迎えた今大会。日本一という目標を掲げ、チーム一丸となって試合に臨んだ。

 初戦の相手は、全日で優勝経験も数多くある中央大。この強者相手に関大は互角の戦いを繰り広げる。先鋒・大野はつばぜり合いが多かった。そして、メンを打っても避けられ、逆にメンを狙われるも避ける。後半は相手に攻められ続けるが、引き分けとした。次鋒・田辺は素早い攻めで仕掛ける。関西学生から安定した調子で、メンを決め勝利を収めた。

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 五将・山本は序盤から相手に攻められるがなんとか耐える。その後は互いに攻めあぐね、引き分けた。

 中堅・草下の相手は、今年の全日個人で優勝した梅ケ谷だ。草下は強敵にも動じることなく積極的な攻めを見せる。しかし、相手は個人優勝している選手。激しい攻防となり、引き分けとなった。

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 三将・川岸は中盤にコテを入れられる。試合が再開すると、今度は川岸がコテを決めた。しかし、その直後にメンを決められ、2本負けを喫す。副将・石上はつばぜり合いが多く、互角の戦いだった。制限時間の合図が鳴り、引き分ける。

 この時点で1勝1敗、勝負は大将戦にかかる。大将・山田は「みんなが自分につないでくれた」と、声をあげ気迫を前面に出す。しかし、攻めきれず引き分けとなり、勝負は代表者戦にもつれ込んだ。

 代表者戦は時間無制限の1本勝負。選ばれたのは山田だ。相手は、三将戦で川岸を2本勝ちで破った宮本。応援側も静まり緊張が走る。「焦りはなく、落ち着いていた」(山田)。しかし、なかなか攻めきることができない。つばぜり合いが増え、15分に及んだ延長戦は相手のコテが1本となり幕を閉じた。

 全日初優勝を狙った関大だが、強豪相手にあと一歩及ばず初戦敗退となり、悔しさをにじませた。この大会を最後に4回生は引退する。「来年は関西王者としてマークされると思うが、それに負けないで頑張ってほしい」(山田)と、関西王者のプライドを後輩に託した。【新潟瑞葵】

▼山田主将
「関西王者として恥ずかしくないように日本一を目指そうとやってきた。4回生にとっては最後の大会で、自分の力をしっかり出そうとチーム一丸となった。みんなが大将に回してくれた。みんなでつないでいくという関大剣道部の持ち味を出せた。田辺は調子も安定していて、ポイントゲッターだった。川岸は負けてしまったけど、内容濃い試合で次につながる試合だった。大将戦、代表者戦では、自分の持っているものを全て出そうと意気込んだ。焦りはなく、落ち着いてできた。互角の戦いであり、相手は振りがはやくてそれを返していこうとしたが、結果的に負けてしまった。来年は関西王者としてマークされると思うが、後輩たちにはそれに負けないで頑張ってほしい」

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