◇第12回西日本学生拳法選手権大会・第3回大学女子リーグ◇大阪府立体育会館◇昨年、西日本、全国大学選抜、全日を制し3冠を達成した関大拳法部。主力が引退し、新体制で初めて勝ち抜き制の団体戦に臨んだ。優勝目指し気合十分に挑んだものの、あと一歩のところで届かなかった。

 準決勝戦まで順調に勝ち上り、迎えた決勝。対する大商大は呉宮が関学大を7人抜きで制し、勢いづいている。先鋒・谷村は試合開始早々二本連取され敗退。次鋒の小角は出だしから攻撃を仕掛け攻めるものの、1人抜きに留まる。続く三鋒、中堅が敗れ、三将・友中。昨年個人王者の力を見せつけ、キレある面突きで2人を倒した。

 敵に追いつき、関大が流れを掴んだかと思われた。しかし、大商大の三将・呉宮に試合開始20秒で面突きを二本決められ、まさかの敗退。勝たなければならないプレッシャーから、友中らしく果敢に攻めることができなかった。副将・西浦も敵の勢いを止めることができず、決勝の行方は大将・鳥居主将に託される。開始9秒、鳥居が面突きで一本を先取。だが相手に反撃を許し、一本を取り返される。窮地に追い込まれた鳥居。雄叫びを上げ果敢に攻めるも、一瞬の隙をつかれ、胴突きを決められてしまった。


 一方、女子はリーグ戦が行われた。昨年は頂点に輝いている関大。今回2チームが出場した。関大2は決勝まで進み、同大と対戦。先鋒・中川の対戦相手は赤井。互いに譲らず、残り45秒で中川の面突き、34秒で胴けりが決まり、関大に最初の白星を飾った。続く中堅・平は互いに一本取り合うも、時間切れとなり引き分け。次に勝利を収めれば優勝が決定するが、大将・尾崎は近藤の前に倒れてしまう。1―1となり、延長戦にもつれ込んだ。中川は赤井と再び戦う。まずは中川が面突きで一本先取。激しくぶつかり合うが、次のもう一本がなかなか決まらない。残り30秒から二本連取され、優勝の夢は惜しくも破れた。

  男女ともに準優勝に終わり、屈辱を味わった今大会。しかし「久しぶりに負けて、勝ちたい気持ちが強くなった」(鳥居)と、6月に控える全国大学選抜、そして12月の全日に向け、すでに闘志を燃やしている。残る栄冠はあと2つ。昨年王者の名にかけて、全国優勝の称号は絶対に譲れない。

▼鳥居主将「すべての責任は自分にある。優勝しなければ1回戦負けと同じ。チームの雰囲気は良かったが、戦力にばらつきがある。全国大学選抜に向けて、下の子から底上げをしないと。関西は失ってしまったが、全国の優勝旗だけは守りたい。」

▼友中「慎重になりすぎた。守りに入ってしまい、今まで負けたことのない相手にも負けてしまった。次からガンガン攻める」

▼中川「準優勝に満足はしてない。1試合目に勝ったから少し油断していた。調子は悪くなかったけど、気持ちで負けてしまった。慢心を持たずに挑戦者としていくことが課題。最後の全日は絶対に優勝したい」

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