◇11月28日◇第55回全日本学生選手権大会(男子)・全日本学生選手権大会(女子)◇大阪府立体育会館◇

昨年は男女ともに優勝した関大拳法部。今年も、もちろん優勝を狙う。

関大拳士たちは誇りを胸にマットへ向かった。
男子団体では、関大はシードでの出場となる。2回戦、3回戦と快勝した。波に乗りたいところ。4回戦では関学大と対戦する。

先鋒・上田は敗退。次鋒・友中は実力の差を見せつける。相手をマットの外へ追いやると関節技を決め勝利する。その後も苦戦するものの、4-3で関学大を制した。

準々決勝では早大と対戦する。試合はシーソーゲームとなり3-3で残るは、大将・大塚のみとなる。試合開始早々から相手に組みを仕掛けとか、うまく投げ技を決めた。そこから押さえ込み面突きを決め1-0。このまま順調にいくかと思われたが、即座に相手が反撃。押さえ込み面突きを決められ1-1となった。どちらもあと1本で勝負が決まる。落ち着いて相手を見据える大塚は一瞬のすきを逃さず面突きを決めた。2-1で接戦を制し決勝へ進んだ。

決勝の相手は強豪・中央大。部員の気持ちを一つにし、今季最後の勝負に挑んだ。先鋒、次鋒と連敗し、嫌なムードが漂うが、三鋒・辻が積極的に攻め、快勝。中堅・友中も落ち着いて相手を倒し、2-0で勝負を物にした。2-2とタイで迎えた三将戦。山本は開始早々から相手を倒すと押さえ込み面突きを決め先制点を奪う。しかし相手の反撃受け、面蹴りが決まる。1-1と同点となるが、ここでまたもや相手の蹴りが決まり、2-1で敗退してしまう。次に負けると後がない関大。ここで副将・大塚が執念を見せる。ゆっくりと間合いを詰めながら組み技を仕掛ける。しかし相手も足を使いマットを駆け回る。残り32秒のところで大塚の胴突きが決まり1-0。両者疲れきっている中、必死に戦いぬき、1-0で勝利した。
残るは大将戦のみとなった。3-3で迎えた最後の勝負。ここで優勝が決まる。大将・松原は果敢に攻め込むものの、倒され押さえ込み面突きをくらう。必死に戦うが、惜しくも敗退。3-4となり、悲願達成とはならなかった。

女子団体では決勝まで順調に勝ち上がる。決勝の相手は同大。「同志社のことだけを考えてやってきた」(浦口)勝利することのみを考え、試合に臨んだ。

先鋒・平は組み合う中、(押さえ込み面突きをくらう。その後も攻撃は止まず、敗退する。

次鋒・浦口は強敵・赤井と対戦する。圧倒的な実力を持つ相手に対し、気持ちで負けないように挑んだ。

しかし、開始早々から倒され、先取される。その後も技を決められ敗退。

最後に登場したのは巌。(見せ相手を寄せ付けない展開で、0-0で引き分けた。関大は2位となった。

男女ともに優勝を逃した関大拳法部。悔しい気持ちが部員達からあふれた。4年生にとっては最後の試合となり次からは新しい代となる。来年は王座奪還を目指し進化を誓う。

▼友中主将
「悔しいけど、いいパフォーマンスができた。メンバーがそろっていなくても1年間がんばっていけば、手が届く。最後なのでくたばる思いで今できることをやった。4連覇というプレッシャーが大きかった。(早大戦では)1戦1戦最後まで目の前の敵を倒す。気持ちで負けないようにした。決勝ではここまで来たら勝つしかない。気持ちは絶対負けない。(引退を迎えて)小学3年から拳法をしてきたのが、終わるんだなぁと感じる。熱いものに向かってきたものがなくなる。社会人になってもがんばらないと」

▼田邉「やっぱり決勝はチームとして、4回生として勝たないとだめでした。相手は強かった。むこうも勢いがあった。(早大戦は)後ろの3人がこわかったので、面突きでやりました。4年間、短いようで長かった。最後に負けたのが悔いが残る。3冠目指してがんばります」


▼辻
「自分のやれることをやっただけ。最後優勝させたかった。(意気込みは)絶対優勝。でも、決勝で勝てなかった。プレッシャーは感じなかった。みんなが勢いを作ってくれた。勝てると思っていた。悔しかった。このチームでできて良かった。もっとしっかりして、また王座奪還する」

▼山本「今日はだめな部分が多かった。(決勝は)先に1本とったのに取り返されて。もう1本いったろうというかんじでいったらやられました。サウスポーでやりにくかった。あまりよくなかった。3大タイトル、西日本、選抜、全日本と来年は優勝します」

▼松原「いつも以上の力が出せたと思う。練習とか府民大会ではぼろぼろで、いい勝ち方ができなくて。最後の試合は心残りとしてある。(最後の試合前は)プレッシャーはめちゃめちゃあって、声をださないと崩れ落ちそうだった。前の試合の大塚が勝ったから、自分で(優勝を)きめようと。(これからは)練習しかない。またキーマンになれたらいい」

▼浦口
「悔しい。この1年間4連覇のことしか考えてなかった。悔しい。自分で負けが決まった。(同志社戦)オーダーがわかったけど、悔いが残らないように、前へ進んで。一番リラックスして落ち着いてできた。悔しいけど。今までの関大拳法があればいける。気持ちを一身に出していってほしい」

▼平「目標には届かなかった。(決勝は)いけるかなって思ったけど、今の力ではだめだった。組みにはなりたくたかった。でもやっぱり持ってる力はだせた。自分の中では(今日は)調整できてた方。立ち技中心の練習ばかりしてたから、組みの対策がまだまだだった。(4年間)ほんまにやっててよかった。(後輩たちには)今回のことを忘れずに、次につなげてほしい」

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