◇第13回西日本学生個人選手権大会◇6月10日◇洗心館◇

【男子弐段の部】
3位 稲村昌俊

 今季は苦戦を強いられている関大拳法部。そんな中、西日本個人で稲村が3位と、健闘を見せた。
 関大は今大会出場校では最多の、男女合わせて25名が出場した。だが、選手たちは次々と敗退。準決勝進出は、男子弐段の部で稲村、女子の部で渡邉だけとなった。
 迎えた準決勝。渡邉は、強豪・同大の桝田と相まみえる。相手の得意とする組み技に持ち込ませず、自分の流れに持ち込もうと技を仕掛ける。だが、一瞬のすきをつかれ、抑え込まれて一本を取られる。最後まで積極的に突きを繰り出すが、一本にはつながらず、敗退。3位決定戦では、同大・金沢を相手に延長戦までもつれ込むも、延長戦開始直後に胴蹴りを受け、惜敗した。
 一方の稲村は、同大の松本と対戦する。序盤から相手の流れに持ち込まれ、抑え込み胴突きで一本を先取される。逆転を狙う稲村だが、相手に圧倒され抑え込み面突きを決められる。決勝進出はならず、3位決定戦へと進んだ。迎え撃つ相手は、大阪学院大・河野。互いに譲らず、1分が経過する。ここで稲村の鋭い面突きが決まり一本を先取する。さらに攻撃の手を緩めず、残り30秒を切ったところで相手を抑え込む。抑え込み胴突きを決め、見事3位入賞を果たした。
 「全てが悔しい」と稲村は試合を振り返る。上手く攻めきれなかったことを課題点に挙げた。選抜大会から、西日本個人、そして総合関関戦と短期間で試合が続く。「全日までに状態を調整していく」(松原主将)と、次なる目標を見据える彼ら。関大が王者の座を奪還するまで、彼らは鍛錬を積み重ねる。

▼松原主将
「(選抜で)負けて反省しないといけないこともあったが、短い期間で大きく改善することは難しい。前期は情けない結果で、変えていかないとだめ。きつい練習を楽しくできるようにしたい。個人戦で優勝したり、結果を残す人はいないけど、団体戦ではチームの力を発揮することを信じている。(全日の)団体戦は別。(総合関関戦に向け)関学大は西日本優勝で強いけど、手が届かないわけではない。何が起こるか分からないし、やってみないと分からない。全日までに状態を改善すること。半年はあっという間なので、時間を上手く使って変えていきたい」

▼稲村
「悔しい。とにかく全てが悔しい。攻めきれなかった。準決勝の相手は強すぎたけれど、3位という結果には全く満足いっていない。優勝するつもりだった。総合関関戦では、自分が前に負けた相手に勝つこと。全日の個人では優勝したい」

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