左から優勝の上岡、3位の三木、近藤、ベスト8の稲村

◇第28回全日本学生個人選手権大会◇10月28日◇名古屋市枇杷島スポーツセンター◇

【女子の部】準優勝 上岡  3位 三木、近藤
【男子の部】ベスト8 稲村

 全国の猛者が集結する今大会。関大からは、男子5人、女子6人が出場した。一回戦から存在感を見せつけ、11人中8人が初戦を突破。順調に駒を進めていく。

 男子の部ではシード権での出場となった稲村が実力を発揮する。初戦を難なく突破すると、次なる相手は強敵・関学大の谷。お互い冷静な試合運びを見せるなか、稲村が力強い胴蹴りを決める。その一本が決め手となり、勝利を収めた。そしてベスト8を掛けた試合では面を中心に打ち込み、審判判定の末、勝利を手にした。続く準々決勝では、積極的な攻めを見せるも2本を決められ、敗北。惜しくもベスト4には届かなかった。

 女子の部では上岡、三木、近藤が実力を見せた。準決勝まで、ペースを乱さず次々と勝利していく。1年生ながら出場の近藤は、これまで関大が何度も苦しめられてきた宿敵・同大の桝田と相まみえる。1本先取されるも面突きで1本取り返す。しかし残り46秒で抑え込み面膝を決められ、惜しくも敗退。しかし大学に入ってから自身初の入賞である3位に決定した。

 また三木と上岡は準決勝で対決する展開に。「普段練習している相手で手の打ちを知っているから、やりにくさはあった」(上岡)。関大対決となり、お互いに一歩も譲らない。時間内に勝負がつかず、審判の判定に委ねられる。ここで副審2人の判断が分かれ、最後の主審が挙げた旗の色は、上岡の勝利を意味する赤――。ここで上岡の決勝進出と三木の3位が決定した。その後、上岡は惜しくも決勝で敗れるものの力闘し、主将の威厳を見せた。

 今回1年生の稲村、近藤が入賞を果たし、関大の個人のレベルの高さを見せつけた関大。新戦力が次なる舞台である全日団体戦でどう発揮されるのか。今後の活躍に期待がかかる。

▼上岡副将
「突きはいけていたが、決勝は力んでしまった。いつも通りの自分を出し切れなかったのが2位になった要因だと思う。トーナメントを見たとき、ベスト4を目標としていた。そこが達成できたのはよかった。次は全日団体対戦だが、やはり同志社が強敵。しかし後輩が(今大会で)いずれも1本をとっているので、絶対的な相手ではない。(女子は)鈴木と2人で最後ということもあるし、全員で一丸となって食いついていく」

▼三木
「今の自分のレベルを実感した。あと一ヶ月後には全日の団体戦。今よりももっとレベルを上げていかないと。前々日から、コンディションを調整して、イメージトレーニングを何度もした。予選から勝ち上がってからの方が、体が動くようになったと思う。次の全日団体戦では、絶対に優勝したい」

▼近藤
「大学に入って初めての入賞なので、とても嬉しい。全国大会だったので、前日から緊張していたが、試合に入ると緊張が解けた。(準決勝では)投げられて一本決められて、負けれないと思って前に出た。そこで一本取れて良かった。これからも積極性を出して行こうと思う。全日の団体戦は、メンバーに選ばれるか分からないが、とにかく関大拳法部の勝利のために、自分にできることをしたい」

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