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◇第18回西日本学生選手権大会◇4月27日◇大阪市中央体育館◇

 様々な大会で入賞し、結果を残してきた拳法部。今日の目標は女子の上位独占、男子は優勝。今年度初の大会が始まる。
男子はリーグ戦からのスタート。各リーグ1位のみが決勝に進めるので、一つも負けられない。勝ち抜き制の今大会。土肥が2人、高村が3人抜きする活躍を見せ、危なげなく予選を突破する。準決勝では大商大と対戦。前半はうまく試合を運ぶも、けがで不調の水瀬主将が引き分けるなど、思うようにリードを広げられない。追い上げられ、大将の植田に勝負が託された。先に押さえ込み面突きで一本を奪うも、すぐに同じ技で取り返される。二本目も抑え込み面突きを決められ、惜しくも敗れてしまった。
目標達成は叶わなかったものの、まだ3位決定戦が残っている。相手は立命大だ。気持ちを切り替えて臨んだ。両校気合十分の中、またもや土肥が躍動。大商大二人目の選手を素早い面突きで下す。開始わずか30秒のスピード決着だった。三人目は倒しにいき、押さえ込んで胴膝、面膝で勝利する。互角のまま試合が進み、大将として出場したのは稲村。自分が負ければチームの敗北となる状況だ。「(監督の言葉に)やる気がすごく出た」と激励を胸に闘志を燃やしながら入場する。いよいよ試合開始。足をかけられて倒されてしまうも、固く組みついて離れない。そのまま審判の待ての声がかかるまで持ちこたえた。決まり手がないまま残り1分40秒。一瞬の隙に付け込み懐に飛び込む。審判の旗が上がり、面突きで一本を奪取。その10秒後には組みあいの中の胴膝で一本。大将戦を制し、西日本3位に輝いた。
女子はAチームとBチームに分かれて出場する。全員が積極的に攻め込み、課題であった「勝ちに執着する姿勢」を見せた。唯一警戒していた同大も怪我で人数が足りない状態。両チームとも順調に決勝へ駒を進めた。先鋒は高丸と近藤の対戦だ。高丸が積極的に組みにいき、押さえ込み面突きで二本連取した。続く小島も坂東に勝ち、Aチームの優勝が確定。最後に登場するのは三木副将だ。三村相手に開始直後に攻め、倒して押さえ込み胴突き。二本目も同じ技で決め、開始15秒で決着をつけた。
団体での入賞の他に、三木が女子最優秀選手賞、稲村が敢闘賞を受賞した。三木は、「練習があまりできていなかったので心配していたが、勝ててよかった」と安堵の表情を見せた。稲村は、「もっと全体的に勝ってMVPを獲りたい」と早くも前を向いた。
惜しくも目標達成はならなかったものの、自分たちの課題を見つけられる大会となった。次の公式戦は西日本個人大会だ。今度こそ男女ともに頂点へ。部員全員で努力を続ける。【笠井奈緒】

▼水瀬主将
「全体的に取りきれない甘さが目立った。最後の一本を取りきる。ここは引き分ける、絶対勝たないといけないなど自分の役割を果たせるようになる。(個人的には)けがで万全の状態ではなかった。詰めの甘さがあった。体のケアをしっかりする。後輩ががんばってくれたと思う。(総合関関戦に向けて)去年勝ったが今年度の西日本チャンピオンは関学。連勝できるようにむかっていきたい」
▼三木副将
「(関大対決となった決勝は)とにかく楽しもうという気持ちだった。でも、勝負は勝負。妥協せず、勝ちを狙いにいった。関大で1位2位を独占するのは史上初なのでうれしい。達成感でいっぱい。新入生の勧誘などであまり練習できなかったので心配だったが、勝ててよかった。結果的にAチームはすべて2-0で3人とも勝てた。勝ちに執着できた。ぐだぐだせず、気持ちいい試合だった。攻めの姿勢が課題だったので、消化できたかなと思う。次も優勝を狙って、上位を関大が独占できるようにがんばりたい」
▼稲村
「結果には納得いかない。優勝できると思っていた。練習不足が目立った。自主練をして、自分に厳しくやらないといけない。(3位決定戦では)頑張ったと思う。絶対に負けられない試合だった。コーチから『好きに戦っていい。勝ったらヒーロー』と言われてやる気がすごく出た。(敢闘賞受賞について)納得はしていない。勝ち抜き戦なので最高28試合できる。そのうちの5試合しかしてなくて、一つは負けてしまった。次は全体通して勝って、MVPを獲りたい。絶対勝つ。それだけです」

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