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◇第37回総合関関戦対関学大◇6月14日◇関西大学凱風館◇

 昨年は圧倒的な勝利を収めた拳法部。しかし、今年はけがで主力を欠いている。両校応援団も駆けつけ、たくさんの応援の中で試合が始まった。

 先陣を切るのはけがを押して出場した植田だ。序盤から迫力ある戦いぶりで相手を倒して押さえ込み、試合を決める。3人抜きし、一気に流れをつかんだ。「先鋒(せんぽう)として最初に勝つという流れが必要だと思った」と満足感を伺わせた。関学大の4人目には敗れてしまったものの、そのあとに登場した大畑、田中がそれぞれ1勝を挙げる。しかし、関学大の6人目に3人連続で負けを喫してしまった。ここで1年生の赤堀が躍動。悪い流れを押さえ込み面突きで断ち切り、2人目も引き分けに持ち込んだ。
 
 有利な状態で試合が進み、関大が3人を残した状態で関学大の大将・谷を引きずり出す。しかし、谷は昨年の全日本学生チャンピオンであり、決して油断はできない。緊張感の中で入場した土肥は、善戦したものの、2本先取されて敗れてしまう。次に登場したのは副将・稲村だ。引き分け以上で関大の勝ちが決まる。途中、組みつかれて倒されそうになるも、必死に振りほどく。粘りのプレーで1本も取られずに引き分けに持ち込んで関大の勝利を決めた。

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 けが人が多い中で全員が自分の役割を果たした今回。新戦力の活躍も光った。次の個人戦でも多くの選手が活躍してくれるだろう。【笠井奈緒】

▼植田
「肩を脱臼している中でやった。けが人が多い中で先鋒として最初に勝つという流れが必要だと思った。(試合前には)楽にしてこい、と言われた。ちょっとでも多く潰していい流れを作りたかった。(収穫は)ちょっとでも多く倒せたところ。(反省点は)チーム全体として、バテ始めると前に行かなくなるところ。去年、西日本団体で谷に3敗し、優勝を逃している。谷を抑えることが出来たのがよかったと思います。これからの試合も谷を抑えていくのがカギになるかと思います。関大全体として負けつつある。勝ち数を稼いでいかないと、という気持ちでいた。(西日本個人で意識したいところは)ケガをしないことですね」

▼稲村「自分が3年生になって、後輩が増えて練習中に受けてしまうことが増えた。練習でも攻めることを意識した。(今回の結果は)チームとしては1番いいと思う。レギュラーがたくさん抜けていたが、うまいことはまって勝つことができた。もし自分が大将で谷が大将じゃなかったら自分が何が何でも勝たないといけなかった。でも、今回は自分が引き分ければ勝ちだったので逃げた。そういう面では満足できていない。(谷は)全面的に鍛えられてる。パンチも蹴りも痛い。押さえ込まれたら勝てない。(谷は)みんなのあこがれだと思う。チームとしては最高だと思う。絶対負けるといわれていたが、みんな頑張ってくれた。個人的には逃げてただけ。(課題は)攻めること。攻めることで勝ちにつながると思う。次の団体は自分が勝ちます」

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