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◇第30回全日本学生個人選手権大会◇10月26日◇露橋スポーツセンター◇

 数々の大会で好成績を残している拳法部。学生日本一を決める今大会でも多くの選手が入賞を果たした。

 男子は多くの選手が初戦突破を果たす。西日本準優勝を果たした山口は初戦を突破すると、2回戦は中央大の中村と対戦。開始30秒に面突きを決められてしまう。しかし、積極的にパンチを打ち、1ー1とする。互角の戦いが続くも、残り38秒に面突きを決められ、敗退となった。上原は2回戦で面突きを決められ、敗北。久保田は2回戦開始30秒に面突きを決められる。残り2分30秒、組み技をかけるも、相手の素早いステップでかわされ、勝利とはならなかった。

 安永は2回戦、なかなか一本を取ることができない。しかし、残り35秒、相手を組み技で倒し、面突きを決める。流れをつかんで残り3秒に2本目を取って勝利した。3回戦の相手は前回王者の谷。気合を入れて臨むも、勝利とはならなかった。平岡は開始1分ほどで2本先取して2回戦を突破する。3回戦は胴突きで劣勢に立たされる。蹴り技を多用して1本を狙うも、蹴った足をつかまれて股蹴りを決められ、敗北してしまった。西尾は初戦を1分足らずで勝利し、迎えた2回戦。開始すぐに先取されるも、組み技から互角に戻し、最後は残り7秒の面突きが決まった。しかし、3回戦は2本ともに押さえ込まれ、勝利とはならなかった。植田は初戦から気迫あふれる戦いを見せる。組み技を多用して勝ち進んでいく。しかし、3回戦では面突きを決められ、そのまま試合終了となった。

 土肥は2回戦で面膝蹴りを決められ、1本を先取されてしまう。追いつこうとパンチを打ち、組み技を掛けるも、上手く逃げられてなかなか技を決められない。それでも、残りわずかとなり、相手が気を抜いた瞬間を見逃さず相手を倒し、押さえ込み胴突きを決めて、判定に持ち込んだ。判定では、土肥の勝利を示す旗が3本上がり、見事勝利した。ベスト8を懸けた試合は相手に1本を取られたまま試合が終了し、敗北が決まった。川端は組み技と関節技で勝ち進む。1本を先取される場面も見られたが落ち着いて取り返した。4回戦は相手の怪我で勝ち、5回戦は前年度準優勝の上垣内との対戦となる。得意の組み技を繰り出そうとするも、相手の懐に入る前に胴蹴りで取られてしまい、ベスト8に終わった。

 女子は全員が1回戦を突破し、表彰台を関大勢が独占した。髙丸は1、2回戦ともに粘り強さを見せて勝ち上がり、次に立ちはだかるのは前年度覇者である同大の松岡。序盤から気持ちを前に出した戦いを見せ、相手の得意な形に持ち込ませない。終始高丸のペースで試合が進み、判定で松岡を破って準決勝進出を決めた。

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 近藤と渡邉も順調に勝ち上がる。

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 一年生の脇山の三回戦の相手は、先輩の三木。序盤から積極的にパンチを放つ。組んでも倒されずに持ちこたえ、判定に持ち込んだ。判定も副審の判断が割れ、主審に任される。主審が上げたのは、脇山の勝利を示す白色。準決勝進出を果たした。

  ベスト4を関大勢が占めるなか、準決勝が始まる。最初は髙丸と近藤の対決だ。髙丸が序盤から組みにいき、膝蹴りを何度も繰り出すも、近藤もうまく防いで1本とはならない。勝負は判定に持ち込まれ、高丸が決勝に進出した。渡邉と脇山の戦いは渡邉が得意の立ち技で勝負を決めた。ついに始まった決勝。まずは組み技が得意な髙丸が組みにかかるも、渡邉は場外に逃げるなどして髙丸の得意な拳法をさせない。お互いに決まり手を欠き、延長戦となった。長い戦いとなるかと思われたが、開始直後に渡邉が胴蹴りを決め、試合終了。全国の頂点に立った。

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 表彰台を独占した女子。4連覇が懸かる団体戦にも期待が高まる。「団体が楽しみ」と渡邉が語るように、強い関大を見せつける。【笠井奈緒】

▼渡邉
「最後の個人戦だったので、楽しくできたらいいなと思っていた。全員1回戦で勝てたので、来月が楽しみ。1回戦は高校が一緒で一緒に団体戦も出ていた相手だったので、意識していた。決勝は高丸が相手で、一回負けている相手だった。全日総合は蹴りで取れたので、蹴りで取ろうと思っていた。パンチは全然駄目で、蹴りが良かった。距離感がつかめなかったのが課題。面突きが入らなかった。今は関大が強いと思う。団体では勝つだけじゃなくて、3人全員が勝てるように頑張りたい」

▼高丸
「目標の順位はなかったが、勝ち進んだら(同大の)松岡さんと当たるので、松岡さんとできるまでは頑張ろうと思っていた。他の人がやってる試合を見て、前に出て、気持ちで負けないようにしようと思っていた。相手の癖で、時間がなくなると面蹴りが出るので、最後まで気を抜かないように気をつけた。ベスト4が関大で、毎日練習しているので、癖とかではなくやってきたことを出そうと思っていた。渡邉さんは立ち技が上手いので、組んでいこうと思っていたが、上手く避けられてしまった。(延長戦で胴蹴りを決められた時は)すごいと思った。何かくるとはわかっていたけど、避けきれなかった。得意な技だけではなく、まんべんなくできるようにならないといけない。団体は絶対に勝って、先輩に4連覇で気持ちよく引退してもらいたい。自分はまだあるので5、6連覇を目指したい」

▼近藤
「1、2年生の時は3位だったので、レベルアップしたかった。コート決勝で先輩の浅田さんと当たるのが分かっていたので、そこまで勝とうと思っていた。実際は攻めてくる相手だったが、やりやすかった。今日は良いところはない。もっと前にでれたらよかった。攻めきれなかった。やらなければいけないことがわかっていたのにできなかった。団体は必ずメンバーに入って勝ちたい」

▼脇山
「同じブロックに、三木さんがいたから、絶対あたりたいと思った。1回戦が1番よくなく、その後は徐々にペースをつかめた。三木さんと戦うことができ、勝利できたのでよかった。次に向けては、前に出るのが苦手なので、積極的に攻めていきたい。関大全員で表彰台を独占し、勝ち上がりたい」

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