◇関西学生秋季リーグ第4節対近大◇10月18日◇関大弓道場◇

 弓道部女子が強敵ひしめく関西リーグを勝ち抜き、見事19年ぶりに頂点にたった!また、快挙達成とともに全日本学生王座決定戦の出場権を獲得。強さとチームワークを備えた彼女たちなら全国の舞台でもきっと功績を残すはずだ。

 第1、2節で接戦を制し、第3節にヤマ場はやってきた。今年度、全日本インカレ(8月)覇者・立命大との一戦。「立命に勝てば優勝できると思っていた」(湯谷女子主将=社3)。しかし、9本の差をつけて見事勝利。貴重な金星を挙げ、最終節へ弾みをつけた。
 そして迎えた最終節対近大。一進一退の攻防戦が繰り広げられる。関大は3立ち目に15中を叩き出したものの、80射を終え61中。最後の立ちで近大が4本を外せば、関大の優勝が決まる。しかし、勝利の神様は簡単には微笑まない。近大は3本を外すものの、4人が続けて的中。そして残る矢は1本――。最後の矢がほんの数センチ、的を外れた瞬間、関大の19年ぶりとなるリーグ優勝が決定した。
「すごい嬉しい。ずっとずっと勝ちたくて、いろいろ考えて追い詰めて頑張ってきたので」(出口=商4)。涙を流し、喜びを分かち合う部員たち。選手たちが感謝の言葉を贈ると、坂根師範は「何も言わんでいい、結果で十分や」と涙を抑えながらその活躍を称えた。
 選手だけでなくチームが皆、一丸となってつかんだ勝利。「最後まで諦めない方が勝つ」その気持ちがチームを偉業達成へ導く原動力となった。次なる目標、日本一へと狙いを定める弓道部女子。飽くなき求道者たちの挑戦は、まだはじまったばかりだ。

▼坂根師範「今年のチームは2回生が一人で、全体を押し上げる力が足らなかった。どうしてカバーするかがもんだいだった。しかし、引退した4回生にお願いして3人も戻ってきてくれた。1回生の戸崎泉は情緒が安定していて、精神がぶれない。見事大前の役割を果たしてくれた。最後の立ち、関大は開かないといけないところで点差をひらけらなかった。勝ちを意識した結果で、王座への課題。リーグでの反省を生かして、技術を徹底して、ここまできたらとにかく王座を取ってくる」

▼湯谷女子主将「試合前は、1本1本大事にしていこうと言って送り出した。今年のチームの特徴はそれぞれを、それぞれがカバーしあえるチーム。王座は形式は違うが、1本が大事なのは変わらない。勝つのが目標」

▼出口「すごい嬉しい。ずっとずっと勝ちたくて、色々考えて追い詰めて頑張ってきたので。今はとにかく嬉しいです。みんなにむっちゃ感謝しています。めぐ(中尾)のおかげで本当にここまで頑張ってこれました。王座は学生最後なので頑張ります」

▼戸崎泉「王座に行けることが嬉しい。一本抜いてしまったことが悔しかった。(原因は)集中力が切れたというより、放したときのバランスが悪かった。1回生というプレッシャーよりも、大前として1番最初に引くことがプレッシャー。自分の流れで続いてしまうので。(王座は)優勝もそうだけど、自分らしくいって自分の力を出しきれるように。メンバーの皆さんに迷惑をかけないようにしたい」

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