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◇関西学生リーグ戦最終節対大府大◇10月12日◇大阪府立大学弓道場◇

【試合終了】
関大125-90大府大

 リーグ3戦で目標の130を超える的中数を出し、勝利を続ける弓道部。最終節となる今日は、勝てば2部リーグ全勝優勝、そして1部との入替戦へ進むことのできる大切な一戦となる。気負うことなく「いつも通り」を胸に挑んだ。

 関大先攻で試合が行われた。男子は8人を4人ずつ前立と後立に分け、1人4射を5度繰り返し、その的中数で勝敗を競う。1立目は、前立が16射9中も、後立は落ち前・岡本の皆中(4射4中)もあり、12中する。大府大はミスを連発し、前後立ともに7中に終わる。「出だしはいつも通りとはいかなかった」(西川主将)。相手のミスにも救われ、1立目を終えて7中差をつけたが、納得のいくものではなかった。

 「いつも通りやったら必ずできる」という監督・コーチの言葉に気合が入る選手たち。2立目はしっかり切り替え、前立は大前・松村が皆中、他3選手も3中の13中。後立は16射15中をマークし、本来の力を見せた。「今年のチームは切り替えることができるようになった」と西川主将。勢いそのままに3立目も安定した的中数を見せる。

 4立目は、1射目で落ち・今井が的の左にそらしてしまうも、その後は4選手が全て射抜き、15中をたたき出す。良いバトンを受けた後立もこの流れをしっかり受け継いだ。「自分のリズムにうまく乗ることができた」と大前・西嶋。この試合通して抜群の安定感を見せ、皆中する。「朝は調子が悪かったが、昼休憩の後から調子が上がり、その波に上手く乗れた」と落ち前・岡本も皆中の活躍を見せた。落ち・牧も皆中し、15中と前立に続く。圧倒的な力の差を見せつけ、4立目を終え相手と29中差をつけた。

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 5立目も関大は的中数を伸ばし、125-90で勝利した。見事2部リーグ全勝優勝を果たし、11月に行われる1部との入替戦へ駒を進めることになった。「1立ごとに勝っていきたい。みんなの気持ちを一つにして挑みたい」と西川主将。悲願の1部昇格に向けて、選手たちはさらに進化を遂げる。【吉田佳奈】

▼西川主将
「今年は選手層に恵まれていた。監督やコーチにも練習からたくさん来てもらい指導してもらっていた。そのお陰で今までのリーグ戦を勝ちで終えられていたのかなと思う。去年は一人に頼るようなチームだった。全員でというのがなかったように思う。今年は選手層が厚いので、全員で頑張らないと本当の結果は手に入れられない。全員でというのを大切にしていた。リーグは苦しかったけど、結果が出てうれしい。チームの雰囲気は、全体的に見て暗い雰囲気ではなかった。頑張ろうという空気はある。今日は優勝がかかった試合だったが、最後まで練習通りを試合でやろうと言っていた。今日もできるから、かたくならずにやろうと声をかけた。自分自身あまり調子は良くなかった。調子が悪い中でも執念、気持ちの部分でカバーしようと思っていた。前は向いていた。出だしとしてはいつも通りではなかった。練習でもこのようなことがあるので、初めてではなかった。だけど、これまで試合の場で結果を残していただけに選手が不安そうな顔をしていたし、元気がなかったように思う。2立目が始まる前に監督やコーチに相手は気にせず、いつも通りやったら必ずできると言われ、気合の入れ方が変わった。2立目で流れを戻す、8人のメンバーにできるって気持ちがあったと思う。立て直すということが今年はできるようになった。去年はずるずるいってしまっていた。3立目が思ってからは残りのひける本数を認識した。うちは130を出すのが目標だったので、まだまだ出るよってコーチからも言われ、数字に対して諦めないという気持ちがあった。(4立目自分自身振り返って)3立目の結果を素直に受け止め、切り替えることだけを考え、4本ともあてることができた。メンバーで認識した出せるっていう気持ちが自分でも強くなっていた。5立目は4立目と同じことだけをするだけという感じ。大府大はあまりそろっていなかった様に感じる。今日の試合は立ち直ることができて、いつも通りやろうとする認識がチームの中であったのが良かった。調子が良いときは、声も出て気持ちが一つになっていると感じられた。出だしで崩れてしまったり、元気がなくなってしまうときがある。(リーグ優勝は)自分が主将のときに結果を残せて素直にうれしい。みんな弓に対して真面目になったし、チームで雰囲気が作れている。(入替戦に向けて)とにかく勝てば昇格。3週間時間はあるが、いつも通りやること。相手がもし12中したのであれば、1本でも上回れるように、自分たちは13中する。1立ごとに勝っていきたい。相手に隙を見せないように、みんなの気持ちを一つにして挑みたい」

▼西嶋
「実力の差では、普段の的中数を考えていつも通りのことをすれば勝てると思っていたので、いつも通りのことをしようと思っていた。1本もおとすことのないようにやっていた。しかし、勝負どころでぬいてしまったのがこれからの課題かなと思う。(調子は)これまでそんなにあたっていなくて、感覚的にもおととい戻ってきたかなという感じだった。今日は最初から体が動いていたのが良かった。自分のリズムにうまく乗ることができた。しかし、緊張してしまって勝負どころでいつも通りのことができなかった。(4立目は)前立がしっかり的中してくれていたので、いいリズムで出来たし、それにのっかっていこうと、気を抜かずにできたと思う。(リーグ全勝優勝は)素直に喜びたい。去年やおととしはできそうになかった。男子全員が成長することができたのかなと思う。でもまだ甘い部分があるのでもっと上のレベルを目指したい。(入替戦に向けて)4戦全勝で試合ごとに改めて課題が見つかった。レベルアップして最高の状態で迎えられるようにしたい」

▼岡本
「今日の試合はチームとして関大の方が上だと思っていたので、自分たちの力を出し切れば勝てると思ってやった。朝は調子が悪かったが、昼休憩の後から調子が上がり、その波に上手く乗れた。チームの雰囲気は良い。立に入る前や立中はリラックスし、冷静になることができた。立の間では、お互いに今までの立で出来たこと、出来なかったことを話し合うようにしている。次の入替戦では、自分たちの力を出せたら勝てると思うので、いつも通りにやりたいと思う」

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