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◇平成26年度関西学生リーグ(男子)入替戦対甲南大◇11月2日◇京都外国語大学弓道場◇

【試合結果】
関大123-122甲南大

 リーグ戦全勝優勝を決め、入替戦へ挑むこととなった関大。悲願の1部昇格へ、熱い戦いが幕を開けた。

 先攻は関大だった。前立は二的・西川、大落・今井が皆中(4射4中)するなど4人で13中。好スタートを切った。甲南大の前立は1、2射目を全員が外し、わずか5中に終わる。関大後立は対照的に好調さを見せつけた。2人が皆中を出し、14中の好スコアをたたき出した。相手後立も13中で巻き返すも、関大が27中、甲南大18中と1立目から関大優位に試合が運ばれた。

 2立目は両大学ともに確実に的を射抜く。8中差で3立目に試合は進む。しかし、ここで関大の前立が痛恨の8中で終わる。「緊張してしまい余裕がなかった」(西川主将)。普段の試合とは違う独特の雰囲気に緊張感が走る。対して後立は3選手が皆中を出すなど15中の好スコアをたたき出した。しかし、甲南大も必死に食らいつき、じわじわと差を詰められてしまう展開となった。

 甲南大が徐々に的中数を上げていくのに対し、関大は甲南大の的中数を超えることができずにいた。4立目終了時点で関大は100中、甲南大は98中。リードして試合を進めていた関大だったが、2中差に詰め寄られた。

 昇格が決まる大切な最終立。しかし、前立は思うようなプレーが出来ず、8中。甲南大は13中を出し、この試合初めて甲南大に合計で上回られてしまった。1部昇格は後立に託された。1射目で大前・西嶋が外してしまうも、その後は全員が1射もミスをせず、15中を出し、後攻の甲南大にプレッシャーを与える。12中すると相手の残留が決まる。2射目を終えて、相手のミスはわずかに1。最終立でも安定した的中数を見せてきた。しかし、3射目は3連続で的をとらえられない。4射目も一人が外し、11中。わずか1中差で悲願となる関大の1部昇格が決まった。

 来季は1部での試合となる。「今年出来ていた実力を続けていってほしいなと思う」(西川主将)。夢舞台での戦いは後輩に託された。弓道部男子が1部の舞台でさらなる黄金時代を築き上げる。【吉田佳奈】

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▼西川主将
「136中出せるように。初立から14中を出して攻めていこうと思っていた。甲南大は粘り強くやってくるだろうと思っていた。関大としてもここ数年初めての上との入替戦だった。みんなで自分たちのことをしっかりしようという風に臨んでいた。円陣では勝ちを意識しすぎたらだめ。やってきたことを信じてやろう、結果はその先にあると思っていた。結果的に勝つというのを強調していた。初立はスタートが関大は弱かった。結果は目標の14中に1本足りなかったが、結果を出せて手応えがあった。途中から相手の気合の入れ方が変わった。応援も絶対勝つという雰囲気ですごく必死だった。(3立目)崩れてしまった原因は前立にあった。入替戦でのプレッシャーもあり、いつもとは違うなという印象。自分自身も試合で緊張はするが、初立を終えるとほぐれていっていた。しかし、この日は終始緊張しっぱなしで余裕がなかった。自分から崩れが始まったしまった。1立目は皆中したが、2立目は4射2中。アドバイスももらったが、この日は気持ちが揺れてしまい、思うようなプレーができなくなり、交代ということになった。その後は後立の4人であったり、前立のメンバーにとにかく攻めるようにと伝えていた。4立目はリリーフが4射3中あてたので持ち直したかなという感じ。最後まで攻めることを忘れないでくれと言っていた。今年最後になるので、今までにないくらいはきはきとした応援をするように協力してほしいと言っていた。途中で接戦になりだして、応援も殺気立っていた。すごく応援してくれていた。後立だけが頑張ったわけではない。もちろん後立が助けてくれた部分もあったが、それよりも今年一年間やってきたことの成果が出たのかなと思う。(1部昇格を決めて)ホッとしたという感じだった。10年弱は2部だったのかなと思う。今までの練習も量も変えた。道場も新しくしてもらい、OBからの期待もあった。君たちが歴史を作っていってほしいと責任感を感じていた。それが一気にとけた。(円陣では)苦しかったね。この勝利はメンバーだけじゃなくみんなでつかみ取ったものだ。来年からは今と違った世界で引くことができる。決しておごらずに関大の黄金時代を築いてほしいということを伝えた。波乱の一年だったけど、充実した1年間だった。思い描いていたチームの創造は出来たので完全燃焼。一人一人が本当に強くなった。その結果勝ちにつながったと思う。来年はメンバーが多く残っている。今年出来ていた実力を続けていってほしいなと思う。今の3回生は就活などやることがたくさんあると思う。気持ちを切らさず部のために頑張ってほしい」

▼入替戦出場選手たち
「自分らしく、1本差で競り勝つ練習をしていた。今日の試合はしんどかった。3立目から急にしんどくなった。特に前立がしんどくしてしまった。後立が助けてくれた。誰かが崩れても他の人が助ける、チームでひけているという感じがした。応援を全力で応援してくれていた。こんなにも応援してくれているのに、落ちとして抜くことはできない。前日は前立で70中を出していたのに、今日は52中と18中も落としてしまった。内容の濃い試合だったなと思う。2部での試合は130-110と大差をつけての勝利が多かった。しんどかったけど、すごくやりごたえがあった。相手が思っていた以上に食らいついてきていた。最初の立を終えた段階でいけるなと思ったが、最終的にやばいなと思うところまでいった。(今日勝てた要因は)先行だったこと。勝負が決まる最終立、相手にすごくプレッシャーがかかっていたと思う。落ち・牧の1本が大きかった。去年までは個人でひいているという感じだった。今年はみんなでひいている感じがした。今年一年は本当につらかった。今年から練習量を倍増した。言いたくないことも言い合ったが、それが逆に良かったと思う。練習はしんどかったが、その分試合では伸び伸びすることができた。(来年は1部)とりあえず立命大を倒したい。この前の練習試合でいいところまでいった。粘って粘って勝ちたい」

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