IMG_7590w.jpg

◇関西学生秋季リーグ入れ替え戦対大経法大◇9月7日◇大経法大総合体育館◇

関大4-3大経法大

リーグ最終節でストレート勝ちを収め、勢いに乗る関大。1部昇格をかけ、チーム全員で勝利を目指して入れ替え戦に挑んだ。

 第1シングルスは谷中。リーグ最終節の勢いそのままに相手に襲い掛かる。スマッシュが要所で決まり、幸先良く2セットを連取。さらに勢いづく谷中。3セット目は相手の粘りに合うも最後はバックハンドで決め、16-14でこのセットをものにした。見事にストレート勝ちを収める。

IMG_7202w.jpg

 
しかし、相手は1部で格上の相手である。次の試合、吉見は相手の攻撃を最後まで止められず、すぐさま追いつかれてしまう。続く第3シングルスは村中のサーブからスタート。いきなり4連続ポイントを奪う。相手に傾きかけた流れを取り戻した。この日の村中はサーブで相手を圧倒。要所で粘り強さをみせ、この試合を制し、再び関大がリードする。

ダブルス戦は今井・村中ペアで挑む。村中はシングルスの勢いをこの試合にぶつけたいところであったが、相手に阻まれる。これまでダブルスでは勝ちを積み重ねていた関大。粘りはみせるも相手の攻撃を止めることができない。この試合を落とし、再び追いつかれる展開となる。まさに両校の意地と意地のぶつかり合う一戦。1部の座をかけたし烈な戦いとなる。

 第4シングルスは主将白井。関大は追いつかれたので突き放したい試合であったが、相手に圧倒される。相手がゲームを支配する苦しい展開。しかし、すぐさま次のセットを取り返した白井。相手に流れは渡さない。このまま踏ん張りたい白井であったが、反撃もここまで。逆転を許し、関大は追い詰められてしまう。

 そんな大事な試合に登場したのは山口。ベンチ、スタンドも一体となって声援で後押しをする。サーブで攻めて強烈なスマッシュを決めるなどプレッシャーのかかる場面でも臆することなく攻める。ラリーでも粘りをみせ、相手コートに返し続けた山口。勝負所で競り勝ち、見事に3-0でこの試合をものにした。関大に再び勢いをもたらす勝利となる。

 運命の最終シングルス。「絶対に回ってくると信じて、準備をしていた」と中村。チームの思いを背負って運命の一戦に臨んだ。序盤は「緊張で、力が入ってしまった」と本来の姿ではないエース中村。セットカウント1-2とリードを許してしまう。勝負の第4セット。リードを許しタイムアウトを取った関大。ベンチだけではなくスタンドからも中村に声がかけられる。

IMG_7806w.jpg


「みんなを見て、自分のペースを取り戻せた」(中村)。ここから息を吹き返す。4連続ポイントで逆転に成功。その後も強気に攻め込み、このセットを奪う。勝負は最終セットへ。場内は固唾を呑んで見守り、手に汗握る緊迫した試合となる。6-6と両者一歩も引かない展開であったが、中村の驚異的な粘りと強気な攻めで4連続ポイントを生み出し、勝負あり。勝利の瞬間は床に倒れこんでのガッツポーズ。両校のプライドをかけた激戦は関大がものにし、見事に1部昇格を決めた。

IMG_7841w.jpg


春リーグで2部降格となったが、すぐに1部に返り咲いた関大。試合後、主将白井は「これからは1部に残り続けてほしい」と後輩に思いを託した。先輩の思いを引き継ぎ、1部定着にむけて卓球部の挑戦は続く。【高橋良輔】

▼白井主将
「リーグ最終節で勝って入れ替え戦に回れたのでチーム全員で絶対に勝とうと言って試合に臨んだ。オーダー通りで一人一人がしっかりと戦ってくれた。チーム全員で勝ち取った勝利。去年も1部に上げてもらって新シーズンになったけど、降格してしまった。最後にこういう結果となって主将として最低限の役目は果たせたと思う。後輩には1部に残り続けて頑張ってほしい」

▼中村
「最後まで回ってくると信じて準備していた。みんなが応援してくれていたのでやるしかないと思って試合に臨んだ。緊張で力が入っていて、最初は自分の卓球ができなかったが、みんなを見て徐々に自分のペースで、できるようになった。勝利の瞬間はうれしすぎた。みんなの気持ちに応えることができてよかった。1部に上がれた流れを自分の力に変えて頑張っていきたい」
 

このページの先頭へ