<春季リーグ第5節・対関学大1回戦 於:阪神甲子園球場>
関 大 000 010 000 =1
関学大 000 000 13× =4
第5節は甲子園で行なわれる関学大との伝統の一戦。通算成績は、68勝68敗1分と全くの五分だ。試合前には河田学長の始球式や、チアリーダー部による演舞が行なわれた。ゴールデンウィーク初日ということもあり、球場には大勢の観客。いつもとは違う独特の雰囲気が漂う中、負けられない戦いが始まる。

関大は打線を組み替え試合に挑んだ。しかし、関学大先発・坂戸を攻略することができない。テンポの良いピッチングに翻弄(ほんろう)され、1回から3回まですべて三者凡退。4回には3番・橋本が左前安打を放ち、盗塁を決めるも、後が続かず。一方、関大先発・渡部も安打は許すも関学大打線を無失点に抑える好投を見せた。
息詰まる投手戦の均衡を破ったのは関大。5回、この回先頭の5番・山地が左翼線二塁打でチャンスを作る。小林が犠打で送り、1死三塁。この好機に打席に立った高井は、左越え適時二塁打を放ち、見事先制に成功した。
好投の渡部は5回裏を三者凡退に抑える。しかし、ボールが手に当たるアクシデントに見舞われ、この回で降板。6回からマウンドを任された伊勢は7回、関学大打線につかまる。先頭の代打・越智に右中間三塁打を許すと、続く代打・河井の左儀邪飛で同点に。さらに8回、1死から5番・久恵に左前安打を打たれ、無念の途中降板。代わった秋本は、連打を許し、1死満塁のピンチを迎える。続く8番・越智の放った打球は一ゴロとなり、本塁を刺そうとした高井がまさかの悪送球。その間に2者が生還し、逆転を許す。9番・宮崎啓の二ゴロで三塁走者が本塁で刺殺され、2死一・三塁。しかし、1番・檪浦の打席で秋本が暴投し、三塁走者が生還。痛い1点を許してしまった。
9回、なんとか追いつきたい関大は、この回先頭の小林が右前安打で出塁。1死後、8番・上野弘が右超え二塁打で意地を見せるも、後が続かず。痛い敗戦を喫してしまった。
優勝を目指すには、もう絶対に負けられない関大。明日の2回戦に勝利し、後に望みをつなげたい。

▼土佐監督「今日は伊勢が悪かった。渡部は手にボールが当たって交代させた。手が腫れているが、腫れが引いていたら明日も投げさせる。打線は湿っていた。クリーンアップが打たないと点が入らない。それぞれ打ってることは打ってるけど、つながらなかった。明日は勝つしかない。明日負けると春リーグは終わりなんで。全員野球で勝ちにいきます」


