<秋季リーグ第8節・対近大1回戦 於:西京極球場>
近 大 021 001 004 =8
関 大 202 000 010 =5
(近)巽、安部、谷口−丸山、石本
(関)伊勢、岡本慎−田辺
同大と並び、3位につけている関大。優勝の可能性は残されていないが、来年に繋がる試合をしたい。最終節で対するは強豪・近大だ。
初回、先発の伊勢は1球目から安打を許すも、後続を断って無失点に抑えた。その裏、関大打線がプロ注目の右腕・巽を攻め立てる。1番・蛯子、田中芳が連続安打を放った後、橋本が遊ゴロで1死一、三塁。続く山地は三ゴロに倒れたが、その間に蛯子が生還して1点を先制する。さらに、田辺主将の右前適時打で2点目を追加した。
リードを守りきりたいところだったが、伊勢は思い通りのピッチングができない。1回同様、先頭打者を安打を許すなど、この回2失点。さらに、3回にも1点を失い、勝ち越されてしまう。
しかしその裏、関大が意地を見せる。2番・田中芳の内野安打と相手遊撃手の悪送球で無死二塁。続く橋本の打席の間に、相手投手が暴投し、田中芳は三塁に進む。橋本は四球を選び、無死一、三塁のチャンス。そこで山地が左犠飛を放ち、再び試合は振り出しに。攻撃はまだ終わらない。6番・小林が豪快に放った打球は左翼手を越え、小林は二塁へ。その間に橋本が生還し、逆転に成功。巽をマウンドから引きずり降ろした。
6回表。1死から連続安打を浴び、一、三塁のピンチを招く。2死までこぎ着けたが、9番打者に四球を与え満塁とすると、1番打者の打球を二塁手・橋本が失策し、走者が生還。1点を返され、またも同点となる。
互いに得点を奪えないまま迎えた8回裏。6番・小林が内野安打で出塁すると、金井が犠打で送り1死二塁のチャンスを作る。そこで伊勢が右中間適時二塁打。自らのバットで勝ち越しに成功し、ガッツポーズを決める。ベンチも最高の盛り上がりを見せ、勝負あったかに思われた。
だが9回に入り、伊勢の投球が定まらない。3つの四球を与えた後、右中間適時二塁打を浴び2失点。逆転を許し、ここで無念の降板となった。代わった岡本慎も近大の勢いを止めることができず、さらに2点を奪われてしまった。その裏、関大は山地が安打を放ったものの、得点には繋がらず。5−8でゲームセットとなった。
まさかの逆転負けを喫した関大。明日の2回戦では勝利し、3回戦にもつれこみたい。
▼土佐監督「残念やったな。伊勢が精神的に弱い。あいつに尽きるよね。厳しさが足りない。(9回の四球は)痛いね。ポイントゲッター藤川の前にランナーを溜めたら駄目。キャッチャーも悪い。打つ方は良かった。うちのピッチャーより先に引きずり降ろした。課題は多く見つかったんで。(明日は)近大も同じようなピッチャーが出てくると思うんで。勝つしかない」


