100本安打を達成し、ガッツポーズを見せる橋本

<秋季リーグ第8節・対近大2回戦 於:西京極球場>

関 大 001 020 001 =4
近 大 000 000 16X =7

(関)秋本、澤田、廣谷、魚谷、岡本-田辺
(近)武内、安部、谷口、宮本-石本、明田

 1回戦でまさかの逆転負けを喫した関大。4回生にとって、この試合を最後にしないためにも同じ過ちを繰り返すことはできない。

 今日の試合は、通算100安打の記録にあと1本に迫った橋本を1番置くなど、打順を入れ替えて挑んだ。しかし、2回まで三者凡退に抑えられてしまう。そんな中、試合が動いたのは3回。2死から松田康が左前二塁打で出塁すると、続く橋本が誰もが待ちに待った通算100本目となる中前適時二塁打を叩き出し、関大が先制点を奪った。橋本は安堵に満ちた笑顔を見せ、歓声に湧く観客・ベンチに軽く右手を上げた。

 一方先発を任された秋本は、初回から安打を打たれ、走者をためるが、要所を締めるピッチングを見せる。7回の攻撃を終えて3-0と関大がリード。しかしその裏、この回の先頭に四球を与え、次の打者に左翼線二塁打を打たれたところで土佐監督が動いた。秋本を下げ、マウンドを澤田に託す。左犠飛で1点を失ったが、後続を断ち、ガッツポーズを見せた。

 8回裏、リードを守りきりたい関大。だが、澤田がこの回の先頭打者に中前安打を許し、降板。代わった廣谷は、初球から内野安打を打たれてしまう。そこから三者連続四死球や自身の暴投などで3点を失い、肩を落とした。4番手の魚谷も近大打線の勢いを止められず、左中間適時二塁打を浴び、2失点。5番手の岡本慎が後続を断ったが、3-7と4点ビハインドで最終回を迎える。

 9回表、この回先頭の小林が右前安打で望みをつなぐと、続く田中芳が左越二塁打で1点を返す。しかし、ここで関大ナインは力尽きた。悔やんでも、悔やみきれない今シーズン最後の試合となってしまった。

 試合後、4回生はそれぞれの思いが詰まった涙を見せた。30日で全日程が終了し、関大の4位が確定。また、田辺主将は捕手と初のベストナインに選出された。来シーズン、彼らの後輩たちの活躍に期待したい。

好リリーフの澤田

▼田辺主将「僕らで優勝できずに終わって課題が残った。逆に考えると、来年からその課題に取り組んでワンランク上の野球を目指せる」

▼橋本「今日はチームのみんなが打たせてくれた。学生コーチの北川とかに、(打順を)1番に回してもらって。一応その期待に応えることはできたんですけど、勝つことができなかった。あと2本、3本になったときにどうしても意識し始めて、何か違うなっていうのがあって、監督から『あまり考えるな』と言われた。今シーズンけがをしてあまりいい状態で入れなかった。何かチームのためにできたらなって思っていた。何が残せたか分からないですけど、自分ができることはやったんで。これから関大が強くなってくれたらうれしいなと思います」

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