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◇平成26年度関西学生秋季リーグ第6節2回戦対同大◇10月7日◇ほっともっとフィールド神戸◇

関大 000 123 000=6
同大 000 000 001=1

(関)畑瀬、石田―久米
(同)平尾拓、隠岐、北川、柏原、矢野敦、大家―太田

 悲願の19年ぶり優勝に向けて負けられない試合が続く関大。台風の影響で1日流れ、今日同大との2回戦が行われた。

 先攻・関大の攻撃から試合が開始する。初回、主将・江原が中前打で出塁し、すかさず盗塁を決め、チャンスを作る。迎えるは頼れる4番・藤嶋。痛烈な打球を放つものの遊ゴロに倒れた。いきなり先制の場面を作るも無得点に終わる。一方、関大の先発は畑瀬。2、3回は得点圏にランナーを背負うが、強気の真っ直ぐで相手を翻弄(ほんろう)し、無失点で切り抜けた。チームに流れを呼び込む気迫の投球を披露する。

 畑瀬の好投に報いたい関大ナインは4回。相手投手の四球を足がかりに2死二塁のチャンスを迎える。バッターは7番・仲尾。2ストライクと追い込まれた4球目。仲尾が打った打球は左中間へ。左翼手が懸命に追うも捕球することができず、適時二塁打となり、関大が先制に成功。待望の先制点にベンチ、スタンドが湧いた。

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 波に乗る関大は続く5回。先頭打者はここまで好投を続ける畑瀬。迎えた2球目。外の真っ直ぐを強振した打球はライトポール際に飛ぶこむ本塁打となった。「思いきって振ったら当たった。ラッキーだった」と畑瀬。記念すべき大学1号は自身を援護する大きな追加点となる。

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 勢いに乗る関大は6回にも追加点をあげる。相手投手が四球で乱れ、2死一・二塁のチャンス。思いきりの良いプレーが持ち味の1番・山口が、相手投手が変わった初球を弾き返した。打球は右中間を破る三塁打となり、さらにリードを広げる。「長打が絡んで、良い形で点が取れた」と振り返った早瀬監督。2死から打線がつながり試合を有利に進める展開に持ち込んだ。先発畑瀬は9回に途中降板するも要所を抑える粘り強い投球を見せた。効果的に得点を積み重ね、終わってみれば6-1で快勝。連勝で同大から勝ち点を奪い、優勝に望みを残した。

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 試合後、早瀬監督は「チームとして形になってきている。最後まで優勝の可能性があるのはありがたいこと。そこに向かってやっていきたい」とチームに対する手応えと今後の意気込みを語った。今日の試合ではいつも以上にベンチからの指示が飛び交っていた。まさに、チーム一丸となってつかみ取った勝利である。チームの思いはただ一つ。19年ぶりのリーグ優勝、そして神宮に行くことである。次は勝負の最終節・近大戦。全員野球で勝利を目指す。【高橋良輔】

▼早瀬監督
「今日は良い形で点が入った。チームの目標である効率よく長打が絡む攻撃ができた。(畑瀬の一発は)まさかだった。思ってもいなかったが結果的に大きな2点目だった。ピッチングも粘り強く投げていた。最後だけ。少しばてていた。そんなに甘くないということ。チームとして形になってきている。4回生にとっては最後で思いもあると思う。最後まで優勝の可能性があるのはありがたいこと。そこに向かってやっていきたい」

▼江原主将
「今日はチャンスで1本出たのが良かった。バット自体は振れていたので、タイミングが合えばという感じだった。畑瀬は低めへのストレートが良かった。9回までは投げ切って欲しかった。次は投げ切ってもらいたい。昨日は一昨日の反省を生かして練習ができた。そういう意味でいい休みになったと思う。次に戦う近大は接戦で勝っている試合が多い。ミスをしないようにしていけば勝機はある。これまでの反省を生かして戦っていきたい」

▼畑瀬
「1敗もできない中、監督からもしっかり準備するように言われていた。今季はきれいに勝てていなかったので悔しさもあった。(今日を振り返って)最後は後味が悪かったけどしっかりと投げれたと思う。ホームランは思いっきり振ったら当たった。ラッキーだった。抑え切れてない試合が続いていたので先頭打者として次につなごうと思っていた。結果的に自分を助ける2点目になった。(優勝に向けて)残り試合を全勝して結果を待つのみだと思う。自分たちができることをやっていきたい」

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