◇第96回日本選手権2日目◇6月9日◇長居陸上競技場◇

 日本トップレベルの選手が集う今大会。ハイレベルな戦いが繰り広げられる中、男子400㍍で東が3位に輝き、男子やり投げの乾も8位入賞を果たした。

 男子やり投げに出場した乾。「身体は軽かった」と3投目で70㍍66をマークし、上位8人で行われる決勝へ進出を決めた。だが「(記録を狙いすぎて)空回りしてしまった」。決勝の3投では思うように記録を伸ばせず、結果は8位。それでも「いい経験になった」と試合を振り返った。

 男子400㍍に出場した東。昨日の予選は3組で登場。「調子は悪かった」と万全の状態ではなかったものの、46秒94をマーク。3組で1着となり見事決勝に駒を進めた。
そして迎えた決勝は「アップから身体がすごく動いていた」。大観衆が見守る中、号砲が鳴り響く。軽やかな走りで、さっそうとトラックを駆け抜けていく。そして勝負は最後の100㍍へ。「前も落ちてきてたので、行けると思った」。ギアを切り替え、ラストスパートをかける。残り50㍍では、先頭に並ぶも「力んでしまった」。2人に交わされたものの、自己新記録となる46秒26での3位。「素直にうれしい」とゴールは笑顔がこぼれた。

 日本トップレベルの選手の中でも、存在感を見せつけた2人。今大会の結果により、東はロンドン五輪代表の座が、現実味を帯びてきた。また、乾も「来年の世界陸上は絶対出る」と強く意気込む。世界の舞台を目指す彼らの躍進は、まだまだ続いていく。


▼東
「3位は素直にうれしい。(記録については)正直45秒台が出たかなと思う所があるので、そこは悔しい。でも、今年中には45秒にいける感覚はある。(今日は)身体がよく動いていた。オリンピックの代表に選ばれたい」

▼乾
「身体は軽かった。(決勝は)空回ってしまった。モチベーションがあがりすぎていた。(再来週の)全日個人では優勝を狙いたい。来年の世界陸上に出ることは、夢ではなく目標。絶対に出たい」

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