◇秋季リーグ最終節対大教大◇11月30日◇関西大学千里山中央グラウンド◇
        29 − 7             前後計  計前後
関 大 53       17大教大     5 4 9 T 3 1 2
        24 −10            2 2 4 G 1 1 0
                         0 0 0 PG 0 0 0
                         0 0 0 DG 0 0 0

 今季リーグもいよいよ最終節を迎えた。すでに昇格の可能性はなくなっている関大。4回生にとっては、この試合が関大ラグビー部で臨む最後の試合となる。しっかりと勝利を収め、有終の美を飾りたい。試合前の円陣では、この試合への意気込みが気合として現れていた。

 関大のキックオフで試合は始まった。開始早々から、BKのランプレーで相手陣へと攻め込む関大。そして、3分にSH西尾の絶妙なハイパントが敵のペナルティーを誘うと、FB西川が乱れた相手のDFラインを突破。先制トライを挙げる。

 その後も、西川のキックなどで相手を自陣に追いやる。しかし、意気込みが空回りしてしまい、ミスが目立つ。なかなか追加点が奪えない。攻撃のリズムが悪くなると、DFも徐々にタックルミスなどが見られるようになり、大教大に押し返される。15分にはDFラインが相手に崩されてしまい、トライを奪われた。コンバージョンゴールも決められ、逆転を許す。

 再逆転を狙う関大は、19分。SO鈴鹿からパスを受けたCTB貝崎が、大きく前進する。一旦ボールを奪われるが、再び取り返すと西川が再び突破。最後は貝崎がトライを決めた。このトライで、徐々に攻撃のリズムを取り戻すと、28分には鈴鹿がトライ。この後にもFWが力でねじこみさらに1トライ奪うと、試合終了間際には、BKへの展開からFL竹田がインゴールへ。最高の形で折り返す。

 迎えた後半。両チームとも序盤は攻めあぐねるが、9分に試合が動いた。敵陣でペナルティーを得ると、速攻で攻める。最後はPR小澤からWTB清水主将へパスが渡り、トライ。11分にも、小澤がラインを突破して、チャンスを作るとSH西尾へ。そのままゴールポストの中央に飛び込んだ。

 中盤に入ると、関大は選手交代を行い、今日で引退となる4回生のWTB新宅、SO小林、LO池川を順番に投入。33分には、代わった小林がトライを奪い、関大ベンチのボルテージは最高潮に達する。

 そして、試合の最後を飾ったのは清水だった。主将として、1年間チームを率いてきた男がインゴール左端に飛び込む。このトライが、今年の関大のラストプレーとなった。

 ノーサイドの笛が鳴り響く。見事に最終戦を勝利で飾った関大。今年も、昇格へはあと一歩届かなかったものの、順位は去年から2つ上がり3位。着実に昇格の時は、近づいている。「来年こそ」。関大ラグビー部の挑戦は続く。

▼森監督「昨年から順位を上げたのは良かった。(花園大戦、大産大戦のような)接戦で落とした試合が、取れたらいい。BKは良いので、FWを強化していきたい」

▼清水主将「最後の試合だったが、(チームで)決めたラグビーを最後までやろうと思っていた。気持ちがありすぎて、つなぐところなどゴール前でミスが出てしまった。最終戦でも出てしまった。(来年は)チャンスの局面ではトライを奪い、ピンチの場面では(ゴールを)死守できるチームになってほしい。点数は取れるチームなので。関大で、4回生と下級生に恵まれてやれたことは誇り。4年間通して、最高のチームでできた」

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