試合前に気合を入れる関大フィフティーン

◇秋季リーグ第2節対大教大◇10月11日◇関西大学千里山中央グラウンド◇

        45 − 0             前後計  計前後
関 大  64       12大教大    7 3 10 T 2 0 2
        19 − 12            5 2 7 G 1 0 1
                         0 0 0 PG 0 0 0
                         0 0 0 DG 0 0 0

 前節の大工大戦で圧勝を収め、波に乗りつつある関大。今日の相手は鋭いタックルに定評のある大教大だ。だがAリーグ昇格に向けて、ここでの足踏みは許されない。自慢の展開ラグビーで相手を圧倒したいところだ。

 やや強い風が吹く中、キックオフ。その影響もあってか、序盤は前節で上手く決まっていたハイパントがなかなか決まらない。また大教大のディフェンスは出足が速く、そのプレッシャーからか関大はボールを落とすなどミスを連発する。

 しかしFW陣はスクラムの押しやラインアウトで前節同様、相手を翻弄。そして7分には、そのラインアウトからのドライビングモールで先制トライを奪った。序盤はFW勢が強さを見せ、さらにモールで2トライを追加する。

 そして点差が開き、大教大ディフェンスの集中力が切れ始めると、これまで不発だったBKの展開攻撃も決まり出す。CTB大居が、相手の守備網を単独突破するなど、相手を圧倒。勢いに乗った関大はさらに4トライを奪い、45―0で前半を折り返した。

 このまま関大のペースで進むかと思われた後半。だが、5分に敵陣で試みたパスを相手にインターセプトされ、独走トライを許す。この1プレーで流れは大教大へと傾く。相手の波状攻撃の前に、関大の選手のタックルは外され、突破を許してしまうなど防戦一方の展開となる。

 9分にもトライを奪われると、その後も流れに乗る相手からなかなか攻撃の糸口すらつかめない。前半は安定していたラインアウトも乱れ、ターンオーバーされる展開も多くなる。

 だが、迎えた24分。相手のミスから大居が独走トライを奪うと、関大は徐々に前半のリズムを取り戻す。34分には、途中出場のCTB高畑が相手のタックルをなぎ倒し、インゴールへ飛び込む。さらに終了間際にも、1トライを奪った関大。64―12とスコア的には快勝だったが、Aリーグ昇格に向けて試合の流れを最後までつかむという点が課題として残った。
強烈なタックルを見舞う大居(写真左)

▼粟谷主将「FWはタックルが甘くて、ブレイクダウンで負けていた。ラインアウトモールやスクラムは練習してきているので自信はあったが、今日は良くなかった。(課題は)後半になるけど、(チーム)全体でいうとブレイクダウン。SHにきれいな球を出させないといけない」

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