モールで強さを見せたFW陣

◇秋季リーグ第3節対帝塚山大◇10月18日◇関西大学千里山中央グラウンド◇

        14 − 0             前後計  計前後
関 大  61       7帝塚山大    2 7 9 T 1 0 1
        47 − 7             2 6 8 G 1 0 1
                         0 0 0 PG 0 0 0
                         0 0 0 DG 0 0 0

 リーグ戦開幕2連勝と波に乗る関大。今日の相手・帝塚山大は、個々の体格ではほとんど差のないチームだ。展開攻撃など組織力の違いを見せつけ、3連勝といきたい。

 関大のキックオフで試合が始まると、いきなりFW陣が強烈なタックルを見せ、相手を自陣ゴール近くまで後退させる。その勢いのままターンオーバーに成功すると、すぐBKにボールを回す。SO鈴鹿のショートパスからCTB大居が内を突き抜けて、そのままインゴール中央へトライ。FB西川のゴールも決まり、7点を先取する。

 さらに12分には大居、西川が相手のタックルをもろともせずディフェンスラインを崩すと、最後は外にいたWTB中谷へとボールが渡り、追加のトライを奪う。だが、その後は気持ちを切らさずディフェンスを立て直してきた帝塚山大からなかなかトライが奪えない。1対1のぶつかり合いでは、相手にしっかりとタックルに入られて前に出られない。関大は優位に試合を進めながらも、ボールを落とすなどミスも相次ぐ。結局、前半は14―0で折り返した。

 なかなかトライが取りきれず、流れは徐々に帝塚山大へ傾く。後半開始早々には、FWがスクラムで反則をとられ相手に速攻を許すと、ゴール中央にトライを決められる。ゴールも決まり、14―7。いやなムードが漂う。そんな悪い流れを断ち切ったのは、SH三瀬だった。4分に敵陣ゴール近くまで進み、相手のいないゾーンを冷静に見極めると、自ら走り抜けインゴール中央にトライ。

 この1本をきっかけに関大は、勢いを取り戻す。自慢の展開攻撃で相手の防御網を大きく崩すと、密集サイドの突破や手薄なグラウンドの端を抜けるなどでトライを量産。終盤になると、相手のディフェンスの集中力が切れ、途中から出場しているCTB高畑が単独突破するなど相手を圧倒した。前半こそ乗り切れなかった関大だが、後半に計7トライと強さを見せ、快勝。開幕3連勝となった。

SO鈴鹿(写真中央)を起点とした展開攻撃で相手を圧倒したプレースキッカーとして、今日も勝利に貢献したFB西川

▼粟谷主将「(帝塚山大は)ブレイクダウンが早くて、向こうに行かれてしまっていた。スクラムでは、回してしまったことで反則を取られてしまったが、すぐ修正できた。一気に押していくようにしていきたい。モールも割られてしまっている。(次節の相手・甲南大は)サイズもあるので、まずはフィットネスで勝ちたい

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