◇秋季リーグ第4節対天理大◇10月27日◇天理親里ラグビー場◇

【前半】関大0-22天理大
【後半】関大7-33天理大
【試合終了】関大7-55天理大

 前節では、惜しくも立命大に敗れた関大。今節では、3年連続Aリーグで優勝を飾っている天理大学と相まみえた。優勝候補筆頭の天理大学であるが、リーグ3連敗を喫している。これに対し、関大も現在2連敗しているため、両大学にとって負けられない戦いとなる。

 天理大のキックオフで試合がスタートする。試合は開始早々動く。天理大がパスを回し、ゴール前にあがる。関大も必死に食らいつくが、6分、相手に抜けられそのまま走り切られゴール左横でトライを成功される。キックも決められ、思わぬ形で先制点を奪われた。その後、関大のボールとなり、反撃のチャンス。しかし、ゴールライン前でトライを狙うも反則を取られ、点数を挙げられなかった。そして、プレー中に細川主将が負傷し、途中退場となってしまう。変わって、生島が出場。「受けてしまい、相手のペースにさせてしまった」と畑中副将が振り返るように、タックルでひき、相手に抜かれてそのままトライに持ち込まれる場面が目立った。

 さらに18分には、トライ、ゴールキックを決められ、点差を広げられる。29分には、関大ボールとなり、パスを回しゴールラインへ一気に躍り出る。しかし、ここから天理大がタックルで粘り、なかなかトライに持ち込めない関大。中央から右へパスを出し、トライまで後一歩のところで、相手にボールを取られてしまう。フィールド上を駆け上がり、一気に持ち返られる。関大も後を必死に追い上げるが追いつけず、さらに得点を許してしまった。反撃のチャンスは幾度とあったものの、生かし切れず、零封されて前半を終えた。

 後半に入ると5分にトライを決められ、0-29とされる。その後関大の攻撃でパスを回すもノックオンでスクラムとなる。キックを何度も決めていた後藤大(天理大)がスクラム後FW陣を抜きさろうとするも、ここは、WTB廣川がタックルをし、相手のリズムを崩す。関大にもチャンスが訪れ、22分、相手のアタックをかわし、振り切って、ゴール左にFL生島がトライを成功させる。その後、SO廣岡が正確なキックでコンバージョンゴールを決め、7点を追加した。これを皮切りに活気づく関大は、早いパス回しと積極的なプレーで良いリズムを作る。しかし、「試合の中でツキがなかった」(桑原監督)と良いプレーが遮断されてしまう。その後も、巧みなトライでさらに点差を広げられてしまい、大差で敗れてしまった。

 初戦以降白星が遠のく関大。次節の相手は、大体大だ。「いい準備をしていきたい」(畑中副将)。浮き彫りとなった課題を克服し、3節ぶりの勝利を誓う。

▼桑原監督
「うちのミスで失点されてしまい、点差があいてしまった。しかし、いいアタックやディフェンスはできていた。立て直していけたらいいなと思う。失敗を次の試合に生かしていきたい。相手の印象としては、あまり強いという感じはしなかった。前半のミスがやはり大きかった。試合の中でツキがなかったと思う」

▼畑中副将
「受けてしまい、前半で自分たちの前に前にという部分が出来ず、相手のペースにさせてしまったのが一番の反省。アタックもディフェンスも走り続けるという自分たちのプレーが出来なかった。まだまだやなと思った。相手は留学生がいて、その人たちがキープレイヤーになると考えていた。ミーティングでは押されて抜かれないようにしようと話していた。1対1で前で止める意識はあったが抑えることができなかった。でも100%悪かった訳ではなく、いい形で攻めた所もあった。相手のハーフ、スタンドの1年生は能力があると思うが、若いという部分をメンタル面で攻めようと思っていたし、出来た部分もあった。でも、相手が何年生であろうと関係ない。(大体大戦に向けて)2週間心の準備も含めて、いい準備をして、自分たちの強みを出していきたい。大体大だけに焦点をあてていきたい。ここで落ちるのではなく、自分たちは選手権に出ることが目標。ここだけはブレずに気持ちを持ち続けていきたい。次は勝ちます」

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