◇関西大学Bリーグ第2節対大経大◇9月28日◇関西大学中央グラウンド◇
【前半】関大45-0大経大
【後半】関大48-0大経大
【試合終了】関大93-0大経大

 前節、大教大に快勝している関大。今節はスタメンにPR藤井、SH森口、WTB竹中の1年生3人が名を連ねた。連勝を目指し、大経大を迎え撃つ。

 前節、「入りがふわふわしていた」と豊田主将が課題に挙げた立ち上がり。この日も敵陣深くでのノックオンやハンドリングのミスが目立ち、リズムに乗りきれない。それでも、9分に相手の反則からSH森口が早いリスタートでパスを回し、CTB岡橋が先制トライを奪う。13分には№8豊田のトライで追加点を挙げた。その後、2度の好機をミスで潰してしまうが、29分に大型PR藤井が軽快なステップを見せ敵陣に切り込むと、SO野村大地が巧みなパスフェイントで相手ディフェンスを抜き去り、右隅にトライ。その1分後にも野村大地が独走トライを挙げると、関大の攻撃にエンジンがかかる。34分にはFL柴田が力強いハンドオフを武器に前進。パスを受けた野村大地が抜け出し、最後はサポートについていたCTB松本がトライ。その後も立て続けに2本のトライを挙げ、45-0で試合を折り返す。

 後半も関大の勢いは止まらない。開始早々に左サイドでのラインアウトからFWが次々と縦を突く。森口もテンポよくボールを送り出し、フェーズを重ねると最後はFL生島がトライ。さらにFWが続けざまにモールで押し込み、点差を広げる。
 なおも攻撃の手を緩めない関大は、相手からボールを奪い右サイドへ展開。粘ってボールをキープした藤井のパスを受けた森口がトライゾーンへ飛び込む。4分後にはBK陣のパスがつながり、竹中が右サイドを駆け抜けてトライを奪う。1年生がそれぞれの持ち味を発揮し、先発起用に応えた。
 しかし、直後に大経大の反撃に遭う。反則が絡み、自陣5mまで攻め込まれる。だが、この場面で関大は絶大の集中力を発揮。大きな声を掛け合い、ポジショニングを確認する。素早い反応で相手の突進を確実に止め、トライを許さない。相手のノックオンを誘い、一時はピンチを免れたが、再び5m地点で相手にラインアウトを与えてしまう。それでも、このボールを奪うと、野村大地の見事なタッチキックで陣地を回復。全員が気迫で守り切った。
 終了間際にも、途中出場のCTB三谷とFB吉田陸のトライでリードを広げ、93―0と圧倒的大差での完封勝利を収めた。
 試合後、「前半の入りでミスが多かった」豊田。野村も「スタートが良くない」と、2戦連続の大勝にも関わらず立ち上がりを悔やんだ。また、2人は「次は入りから100%で」と口を揃え、冷静に課題克服に目を向けた。課題もあるが、チームの勢いは本物だ。このまま1部復帰まで突き進む。【吉見元太】

▼豊田主将
「格下の相手ということもあり、前半の入りはおごりや余裕から出たミスが多かった。後半は入りが良く、良い感じでできた。(無失点について)何回か危ない場面もあったが、守り切った。夏の合宿で攻め込まれた場面の練習をしてきた。ディフェンスの組織を整えることができていたので良かった。前回から入りに課題があるので、次は入りから100%で、次につながる試合をしたい」

▼野村大地
「スタートが良くない。後半のスタートは良かったので、これが前半からできていたらもっと自分たちのラグビーができると思う。前半は相手に合わせてしまった部分があった。今日は自分の前が空いていたので自分で行くことが多かったが、もともとは人を生かすプレーが好き。そういうプレーが生きて、自分にもチャンスが来ると思っている。(SH森口との連携について)1回生なのでミスに対してもあまり言わないで、思い切りやるように声を掛けた。前半はミスもあったが、徐々に良くなってきた。これからも声掛けをしながら教えていけたら良いと思う。次は入りから100%で、見ていて楽しい、やっていて楽しい試合ができるようにしたい」

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