◇第31回総合関関戦・関西大学中央グラウンド◇

 サッカー部にとって、3年ぶりとなる総合関関戦。何としても勝利し、22日の前期リーグ最終戦に弾みをつけたい。

 前半、川端監督が「不細工な立ち上がりだった」と話すように、関学大に連続4得点を許してしまう。その後もチャンスが得点に繋がらず、なかなか流れをつかむことができない。しかし迎えた40分、MF藤澤からのパスを受けたFW金園が1点を返す。だが、追加点を奪うことはできず、そのまま4-1と大差をつけられ前半を折り返した。

 悪い流れを変えたい関大。メンバーを大幅に変え、後半に臨む。「何としても後半で逆点しようと思った」(DF 宇佐美)。5分、ゴール左からMF稲垣がセンタリングを上げる。FW西口の頭にはわずかに合わなかったが、これを皮切りに、徐々にゲームの主導権は関大へ。迎えた27分、宇佐美がスライディングシュートでボールを押し込み、4-2とする。そして38分、直前に投入されたFW梅川がゴールを決め、1点差まで詰め寄る。勢いに乗った関大は、ロスタイムに宇佐美が再びゴールを決め、4-4。ついに同点に追いついた。

 ここまでくれば願いは1つ、“勝ちたい”。客席が今日一番の大歓声に包まれる中、試合終了間際、梅川が放ったシュートが見事にゴールに突き刺さる。5-4とし、関大は劇的な逆点勝利を収めた。

▼川端監督「前半立ち上がりの4失点は大きな反省点。いろいろな環境で試合を経験し、どんな環境でも平常心を保って試合ができるようにならなければならない」

▼島岡コーチ「大学をあげての関関戦でサッカー部が白星をあげたことで学校に貢献できたかなと。前半4失点はグラウンドの選手だけの問題じゃない。結果的に勝ったけど、原因を見極めなければまた同じことを繰り返す。勝敗より中身を重視しなくてはならない」

▼宇佐美(2ゴール)「後半からの出場だったので、気合いを入れた。立ち上がりをしっかりして、1点1点確実に取ろうと思った。同点ゴールは、ヒーローを狙っていたので、その結果が出せた。この試合での収穫は、気持ちを切り替えればどんな試合でも勝てることがわかったこと。これからの課題は集中力」

▼梅川(2ゴール)「点を取りたいと思っていたので、残り10分で出て、点が取れたので良かった。絶対負けたくなかったし、引っ張っていきたいと思っていた。(リーグ戦でも)出れたら点を取っていきたいです」

このページの先頭へ