【第38回関西学生選手権大会準決勝対立命大】


関大0−0立命大
   0−0
   1−1
後半5分  【立命大】
後半44分 【関大】FW板倉(アシスト FW保手濱)

延長戦
関大0-0立命大
   0-0
   0-0

PK戦
関大   × ○ ○ ○ × ○
立命大  ○ × ○ × ○ ×


◇第38回関西学生選手権大会準決勝対立命大◇6月4日◇長居スタジアム◇ 

 5月末に開幕した関西学生選手権もついに準決勝に突入。今節に勝利すれば、全国大会である総理大臣杯出場が決まる1戦だ。清水主将は「日本一をめざしているので、(総理大臣杯には)絶対出たい」と目標を掲げる。その相手は立命大。今季リーグでは引き分けに終わった相手だ。白黒はっきりつけるためにも、今節は負けられない一戦が始まった。

 試合はしばらく関大ペースで進む。守備面ではほとんどボールを相手に渡すことなく試合を展開。ボールを奪われても中盤でDF陣がボールをカットし、攻撃の芽を摘み取る。一方攻撃面ではMF藤澤のドリブル突破を起点だにチャンスを作る。しかし「全体的に疲労感があった」と清水が話したとおりFW陣が幾度もの得点機を生かせない。37分には、前節2ゴールのFW金園がGKと1対1になるものの、好セーブに阻まれ先制点とはいかず。相手に1本もシュートを打たせなかったが、関大も得点をあげることなく前半を0−0で折り返す。

 後半に入り、防戦一方だった立命大が反撃を見せる。5分にCKからペナルティエリアに切り込んだDF渡部がボレーで押し込み先制。関大は流れをつかめずリードを許す。その後守りに入った立命大に関大は攻めあぐねる。細かいパス回しで翻弄され、なかなかチャンスを得られない。焦りの見えた関大は速攻を狙うが、安定感のある相手DFにカットされてしまう。CKは後半だけで4本もあったが、一向にゴールラインを割らない。得点を奪えず敗色濃厚に思われたロスタイム。関大に奇跡が訪れる。左サイドをかけ上がった途中出場のFW保手濱が中央エリアに浮き球でセンタリングを上げる。混戦からこちらも途中出場のFW板倉が右足で押し込み同点。ルーキーの起死回生ゴールにより1−1で試合は延長に突入する。

 延長戦は、お互い慎重な戦いとなる。スコアは動かずPK戦へ。関大にとってPK戦は昨季のインカレ以来。3−5で敗れた悔しさを胸に選手はピッチに一列に整列した。先攻の関大は1本目を外した後、藤澤、DF宇佐美、MF中村が立て続けに成功し3−2。しかし続くMF西岡が枠外へ外してしまい、6人目に入る。キッカーのDF平野がしっかりと決め、相手にプレッシャーを与える。そして後攻の立命大が左枠外に外し試合終了。関大は苦しい試合をものにし総理大臣杯出場を決定付けるとともに、6日の決勝戦に駒を進めた。

 次戦は泣いても笑っても最終戦。攻守が噛み合った試合で関西一の称号を手にし、リーグ戦に弾みをつけたい。

▼ 島岡監督「結果的には勝てたというゲーム。お互いのチームのいい部分が出せた。こちらのほうが運が良かった。連戦が続く中、タフな試合ができた。(板倉の同点ゴールは)いつかは1点が入ると選手を信頼していたので良かった。(次戦は)関大にとって久しぶりの決勝戦。この一戦というよりは年間を通しインカレを見据えて戦いたい」

▼ 清水主将「準決勝というプレッシャーからなのか、ボールへの対応の遅さが目立った。その遅さが試合自体の致命的な遅れにつながって、自分たちのするべきことができなかった。次の決勝は相手がどころであれ、関大らしいサッカーをしたい」

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