◇関西学生リーグ第11節対関学大◇7月5日◇神戸総合運動公園ユニバー記念競技場◇

関大1−1阪南大
  0−0
  1−1

 長年、ライバルとして競ってきた関学大。先日行われた関関戦では敗北を喫したため、絶対に負けられない。また、今試合はリーグ前期の最終戦。いい形で総理大臣杯につなげるためにも、勝利をつかみたいところだ。

 観客動員試合ということもあり、スタジアムにはたくさんの人がつめかける。関大の応援、そして関学大の応援が響き渡る中、試合は始まった。序盤は関大のペース。前半4分にはMF藤澤のクロスにMF中村がダイビングヘッドで合わせる。惜しくもゴールにはならなかったが、気迫あふれるプレーを見せた。そして14分、藤澤がボールをインターセプトし、そのままペナルティエリア内に持ち込む。飛び出した相手GKに倒されPKを獲得する。先制点の予感に沸く関大。しかし、はずしてしまい、決定機を逃した。ここからはチャンスを生かせず、逆にカウンターで危ない場面もあったが、なんとか無失点で前半を終える。

 後半、立ち上がりから絶好の場所でFKを得るものの、ゴールとはならない。そして後半13分「流れが悪く、セットプレーでとられてしまった」(清水主将)というように、関学大に先制点を献上してしまう。そこからは一進一退の攻防が続き、両者の応援も過熱していく。ついに40分セットプレーのチャンスに「うまくそこにきた」とDF平野が打点の高いヘディングで同点弾をたたき出す。土壇場で試合を振り出しに戻した。終了間際、関大は猛攻を見せるも一歩及ばず試合終了。伝統の一戦は1−1のドローとなった。

 前期の試合日程を終了し、5位で折り返した関大。「決めるところで決めれなかった」(清水)と前期を振り返る。「前期の課題は今日の試合が象徴してる」(島岡監督)というように、今季は決定力不足、そしてセットプレーからの失点が目立った。「総理大臣杯まで1ヶ月空くんで修正していきたい。取り組まないといけないことは明確」とGK児玉は言う。課題を修正し、日本一へ向け走り出す。

▼島岡監督「一点差でハーフタイムを迎えることは前期の試合でも、あったこと。追いつくことはできたが、全国で日本一はまだまだ難しい。関学とはお互いよきライバル。関大が関関戦を引っ張っていく気持ちでいる。一瞬の隙に失点してしまう。幼さ、未熟さ、特に甘さがまだある。これから大事なところを濃くする作業をしていきたい。総理大臣杯は全国のチームと試合ができるので、財産になる。いい経験をして、やるからには日本一を目指す」

▼清水主将「後半ねばり強い相手と知っていたのでリードしたかった。後半はプレスも甘さが出た。チームとしても個人としても甘い。苦しい、厳しいゲームで勝ちきれないことが多かった。(総理大臣杯は)関東とできるので楽しみ。自分たちのサッカーがどれぐらいできるか。優勝しか見てない。1ヶ月ですきをなくす」

▼児玉「課題は負けても勝ってもどの試合でも出るけど、こういう前半0−0で折り返すことは総理大臣杯でもあること。勝ちきることができるチームでないと日本一になれない。課題はセットプレーの失点が多い。なんとかしなければ。前半も決めきれない」

▼平野「前半からいい流れでやれてたので点がほしかった。課題は見えた。相手のセットプレーが強いので警戒はしていた。それでも失点してしまった。(得点は)FW金園と形を話して決めて。ヘディングは得意というか特徴と思ってくれれば。(総理大臣杯は)目標は日本一。課題はいっぱい。そこを改善して、1日の筑波戦しっかり勝てるように」

関西大学 関西学院大学
GK  児玉  剛 GK  長井健輔
25 DF  岡崎健哉 35 DF  上村晋平
DF  清水孝太 DF  飯田洋介
DF  平野史明 DF  志田野雄一郎
DF  宇佐美宏和 27 DF  井林 章
11 MF  中村  祐哉 MF  桑野裕士
13 MF  西岡謙太 MF  津田真吾
21 MF  田中裕人 MF  渡辺毅仁
MF  藤澤典隆 18 MF  梶川諒太
FW  佐藤悠希 MF  村井 匠
17 FW  金園英学 11 FW  原田雅史
SUB
37 GK  福留健吾 21 GK  高橋祐樹
12 DF  小坂 翔 10 DF  高田博元
20 MF  川野大介 12 DF  村上達哉
19 MF  西口大輔 13 MF  桑原理介
14 MF  辻井雄佑 19 MF  阿部浩之
18 FW  保手濱直樹 32 FW  松永拓也
26 FW  板倉大地 34 FW  山内一樹

交代 【関大】63分田中裕→辻井、73分佐藤→保手濱、84分宇佐美→板倉
    【阪南大】36分渡辺→阿部、61分原田→山内

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