後期を2連勝で飾り、リーグ制覇へ向け勢いに乗る関大サッカー部。今節の相手は勝ち点で並んでいる立命大だ。「混戦の中で大きな山。どうしても(勝ち点)3が必要な試合」(清水主将)と意気込み、試合が始まった。
前半から関大は終始ボールを支配する。鉄壁のディフェンスで相手に攻めさせず、中盤でパスをつないでいく。しかし、ひいて守る相手になかなか前線にボールを運べない。前節攻撃の基点となった両サイドを封じられ、現在得点王であるFW金園も徹底的なマークに阻まれてしまう。そして40分、FW佐藤からのパスを受けたMF藤澤が抜け出すものの、オフサイドの判定。つかんだ流れを生かせず、無得点で前半を終える。
後半は相手に主導権を奪われる。16分にペナルティエリア手前でFKのチャンスを得るが、得点にはならない。逆に19分にはFK、28分にはミスからボールを奪われ、シュートを打たれてしまう。39分にはMF西口のパスをDF宇佐美がボレーシュートで合わせるものの、ゴールにはならず。そして試合終了。スコアレスドローで勝ち点を分け合った。
「チャンスのところでシュートまでもっていくところでミス」と課題を挙げた清水。次週は天皇杯2回戦のヴァンフォーレ甲府戦を迎える。「今日みたいな試合やってたらすぐにやられる」(清水)と危機感はつのる。しかし「天皇杯優勝しようと思っているうえで結果が出ないということのないように」(島岡監督)。Jリーグにチームにどれだけ自分たちのサッカーができるか。運命の決戦はすぐそこだ。
▼島岡監督「勝ち点を1、引き分けて取れた。ゲームをする前、今週はずっと3をとるために時間を過ごしてきた。結果、自分たちの思う結果にならなかった。自分たちのリズムでボールが動く、相手を大きく動かすサッカーをしている。3つぐらいやられそうになったシーンはぼーっとしてる。立命は気持ちが伝わる守備だった。そういう守備に対してゴールをできなかったことが課題。収穫は責め続けているゲームで一発やられて負けたことがある。決めてくれなかっただけで、いろいろな課題がある。(甲府戦は)ほっといてもモチベーションはあがるし、やるのはサッカー。変わらない」
▼清水主将「失点しない、得点しきるということを意識していた。失点ゼロにするっていうことはできたけど、相手のミスに助けられた。そこまで行かさずにとめたかった。ゼロで抑えられたことは収獲。(甲府戦)相手には外国人もいるし、スピードも違うと思う。チームを成長させて挑みたい」


