◇インカレ予選・5月18日~6月8日・万博スポーツ広場◇
春季リーグは2部3位に終わった関大。気持ちを入れ替え、インカレ出場を賭けたトーナメントに挑んだ。
初戦は12-4で大体大に快勝し、迎えた2回戦。対するは1部リーグの強豪・大経法大だ。
先発は、リーグ全試合のマウンドに上がり続けた主将の北村。立ち上がりは制球が定まらない。四球が重なり満塁とした後、左犠飛で1点を献上してしまう。だが、その後は6回までを無安打に抑える好投を見せた。
2回には打線が爆発する。5番・原田淳が四球で出塁すると、続く原田大が右中間に本塁打を放ち、逆転に成功。7番・坂井も四球を選び、瀬﨑の左前適時打で生還した。さらに、瀬戸の犠打で得点圏に走者を進め、小野の左犠飛で4点目。3点のリードを奪い、試合の流れをつかんだ。
しかし、7回。四球で走者を貯めると、自らの暴投や味方の失策が絡み3点を失い同点に。勝負の行方は、タイブレーク(決着をつけやすくするため、無死二塁からイニングを始める)に持ち込まれた。
勝負の8回表。まさかの3点本塁打を浴び、マウンドを湯川に譲った。さらに1点を奪われ、絶体絶命のピンチに追い込まれる。
なんとか意地を見せたい関大はその裏、先頭の瀬﨑が出塁すると、1死から1番・小野が四球、北村が遊内野安打で1点を返す。2死二・三塁で打席を迎えたのは4番の川口。リーグでも力を見せつけてきたルーキーは中越え本塁打を放ち、同点に。ベンチは最高の盛り上がりを見せた。
そのまま勢いに乗り勝利をつかみたいところだったが、9回に1点を献上。またもやピンチに立たされる。だが、その裏の先頭・原田淳が出塁して望みをつなぐと、続く原田大が奇跡の右越サヨナラ本塁打。劇的勝利で決勝へ進出した。
同日に行なわれた決勝の相手は同じ2部リーグの神大。関大は初回から原田大の本塁打などで4点のリードを奪う。2回には瀬戸の走者一掃となる右中間適時三塁打も飛び出し、6点を追加。さらに4回には、またもや原田大が本塁打、尾関の走者一掃の左線3点二塁打でダメ押しの8点を加えた。
投げては先発の湯川が4回を1安打2失点に抑え、18-2のコールド勝ち。うれしいインカレ出場を決めた。
本戦は、8月28日から31日まで宮城にて行なわれる。予選の勢いそのままに、全日本の舞台でも大暴れしてくれるに違いない。


