◇春季リーグ第4節対京産大◇5月3日◇万博スポーツ広場◇
関 大 003 000=3
京産大 401 013=9
(関)小林、藤井-瀬戸
(京)菅村-田中
キレの無くなった藤井のボールが深々と左中間に弾き返され、試合は終わった。スコアは3-9。全国3位の強豪・京産大との試合は力の差を見せ付けられた形となった。
試合は関大・小林、京産大・菅村の両先発で始まった。先攻の関大は1番・小野が3球三振に倒れてしまう。続く坂井、山﨑主将もゴロアウトに倒れ無得点に終わる。
その裏、前節の汚名返上を果たしたい小林だが厳しい立ち上がりとなってしまう。持ち前の制球力は影を潜め、先頭打者への四球を皮切りに暴投が重なりピンチを招く。1死1・3塁の場面で打席には4番を迎える。0-2からカウントを取りにいったところを捉えられ中越本塁打。さらに小林は後続の打者にも打球をスタンドに放りこまれ屈辱の1回ノックアウトに終わった。山﨑も「調子はよくなかった」。
それでも前節、4点差を追いついた打線は死んではいなかった。2回裏、リリーフの藤井が無得点で締め、流れを引き戻す。すると3回表の一死後、小野が中前安打を放つと、2番坂井が絶妙なバントヒットを見せチャンスを拡大する。さらに山﨑が四球を選び満塁。最高のお膳立てをし、4番・川口に打順を回した。初球、内角の球をフルスイングした打球は見事な放物線を描きスタンドインかと思われたがわずかに届かず記録は二塁打。二者が生還し、2点差に迫る。さらに鈴木の内野ゴロで3-4と肉薄する。関大ナインの脳裏には4点差を逆転した前節の試合が蘇った。
1点を取られ3-5で迎えた4回裏。疲れの見えた藤井が下位打線に連打を浴び1・2塁のピンチ。すると続く相手打者には思い切り引っ張られ打球は右翼に。しかし弾道は高かったが思ったより伸びず右飛。2塁走者さらには1塁走者までもがタッチアップを試みるが小野が好返球を見せ、まず1塁走者を刺し2死を取る。するとその間に2塁走者が本塁を陥れようとするがこれも二塁手・古和の好判断で本塁封殺。珍しい三重殺でこの回を最高の形で抑える。
5回表、関大の攻撃は2番から始まる好打順。1死後、山﨑の死球での出塁で攻撃の糸口を作る。そして本塁打で同点の場面に川口が打席に立った。だが0-1からの2球目はどん詰まりに終わり三飛。続く鈴木もあえなく三振に倒れ反撃とはいかず。このチャンスを逸した関大は続く6回も3人で終わってしまう。
さらに「回を重ねるごとに慣れられて悪くなってしまう」と山﨑が話す藤井がその不安を払拭できない。5回に1点を失うと6回には本塁打を浴びるなど3失点。火のついた京産大打線を食い止めることはできなかった。
打線は前節の勢いそのままにチャンスをものにし、序盤追い上げを見せた。しかし投手がピリッとせず敗戦という結果に終わった。次節の試合は同大戦。「練習試合もたくさんやって手の内を分かり合っている」と山﨑。リーグ最終戦はお互いがっぷり四つに組んだ試合を見せてくれるだろう。
▼山﨑主将「投手の限界でした。試合の流れは前節と同じで、初回の失点でもまだまだいけると思っていたがチャンスをものにできなかった。次節は投手陣が最小失点に抑えるゲームにしたい。最後やし勝つしかないです。」


