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◇関西学生秋季リーグ第4節対神院大◇10月25日◇万博記念公園◇

神院大 000 201=3
関 大 200 02×=4

(神)楠岡-森
(関)松田-黒田

 前節に3者連続本塁打などを記録し、コールドゲームで優勝を決めた関大。今日は雨のため延期となった第4節の試合が行われる。全勝優勝をかけた戦いに挑んだ。

 前節の勢いのままに初回から関大が試合の主導権を握る。2番・宮瀧がしっかりとボールを見極め出塁。続く打者は倒れるものの、迎えるは4番・太田。簡単に追い込まれてしまうが、4球目。「打った瞬間いったと思った」と振り返った太田の打球はライトスタンドへ。全勝優勝に向けて、貴重な先制点をもたらす主砲の一発となった。

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 一方、投げてはエース・松田が好投を見せる。3回までに5つの三振を奪い、一人も走者を出さない。相手を圧倒する投球を披露し、攻撃につなげる。

 松田の好投に応えたい関大ナインは2、3回とチャンスをつくる。追加点を奪って試合を決定づけたいところであったが、好機であと1本が出ない。関大が2点リードのまま、試合が進む。

 4回に試合が動く。松田はこの日初安打を許し、その打球を右翼手がファンブルしてしまうまずいプレーも重なり、1死二塁と今日初めてのピンチを迎える。続く打者は4番、フルカウントとなり、投じた6球目。ここまで好投を続けていた松田であったが、同点となる本塁打を浴びてしまった。再び、試合が振り出しに戻る。

 何としても勝ち越したい関大は5回。今季リーグの覇者としての底力を発揮する。2番・宮瀧がこの日3度目の出塁。関大が誇る中軸へとつなぐ重要な役割を見せる。「打つしかない」と打席に向かうは3番・岡田。2球目を弾き返し、強烈な打球が左線を襲う。相手の野手が賢明な守備を試みるも及ばず、長打となる。打者の岡田は激走。ランニング本塁打という結果となり、見事に勝ち越しに成功した。

 しかし、制限時間90分となり、最終回となった6回に相手の粘りにあう。1点を返され、なおも1死満塁。一打逆転のピンチもここはエース・松田が意地を見せ、後続の打者を打ち取った。勝負どころの守りでは左翼手・太田がファインプレーを見せ、攻撃では主軸が打点を挙げた。投げては松田が3点は失ったものの、毎回奪三振を奪う圧巻の投球を披露。それぞれのメンバーが役割を果たし、見事にリーグ全勝優勝を成し遂げた。

 試合後、主将・大柿は「踏ん張って勝てた試合。もっと上を目指して、冬場の練習に取り組んでいきたい」とこの結果に満足せず、次に向けて意気込んだ。目指すは悲願のインカレ制覇。打倒・関東勢を見据え、冬場のトレーニングに励む。【高橋良輔】

▼大柿主将
「先制されたけど、同点に追いつかれた。このリーグは接戦が多かった。最後はピンチだったけど守り切れた。踏ん張って勝てた試合。インカレで早大に負けて、関東を意識して練習に取り組んできた。それが優勝につながったと思う。前のチームからレギュラーが残っていたので不安はなかった。でも、1勝の重みや接戦をどう勝つかなどはチームに言ってきた。(個人的には)勝負所での1本や守る方のメンタルを上げていきたい。秋リーグは2年連続の優勝。でも、春は勝てていない。その後の西カレ、インカレにつなげるためにも冬に上のレベルを目指して春リーグも優勝したい」

▼太田
「チームでずっと初回の点が大事だと言ってきた。3番が凡退したので自分で1本打たないと、という思いだった。追い込まれてしまって、おっつけ気味になったが食らいついた。(感触は)打った瞬間いったと思った。(今季リーグについて)リーグが始まる前から優勝を絶対目標にしてきた。全勝優勝も目標だった。西カレとインカレで良い結果が出て、メンバーもかなり残っているので、リーグで駄目な試合をすると西カレとインカレの結果も水の泡になってしまう。冬に継続してレベルアップして来年の春リーグ、西カレ、インカレを目指したい。(守備について)試合前に左バッターが流してくるという情報があった。打球が飛んでくると予想していたので、ぎりぎりのプレーができて良かった。(自身の打撃について)4番を任されてホームランにはこだわってリーグに臨んだが、チャンスで凡退もあった。ホームランは2本打てたが、チャンスで打てるように。打点を挙げることにも重きを置いているので得点圏のランナーは全て返せるようにしたい」

▼岡田
「早い回に先制できたが、その後、追加点が入らない中で1発を打たれて同点になった。1発は仕方ない。(勝ち越し打の場面を振り返って)打つしかないと思って打席に向かった。打てて良かった。でも、追加点をなかなか取れなかったのはチームとしての課題。修正点だと思う。優勝できたけど、ほとんどの試合で先制点を取られていた。こっちが先制点を取るのが理想。関大は攻撃力があると思う。相手を圧倒する試合を目指していきたい。西カレ、インカレともに3位になった。でも、満足はしていない。それより上を目指す。優勝も狙える。そこを目指して冬練を頑張っていきたい」

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