◇関西学生春季リーグ◇5月3~5日◇ウェルサンピア京都◇

 昨春、史上初のリーグ優勝を飾った関大ソフトテニス部女子。しかし、昨秋は5位とまさか結果に終わった。女王復活を誓い、決戦に向かう。

 1日目、初戦はライバル・関学大だ。常に上位に入賞する実力校。初戦を勝利に収め、勢いをつけたい。1番手は村上・各務組。相手にボレーで先制点を奪われるも、各務のボレーが光り、1ゲームを先取する。しかし、続くゲームはストレートで奪い返され、さらに1ゲーム。窮地に立たされるも、後衛のミスをうまく誘い、ゲームカウント2-2とする。先にリードを奪いたいが、コースを狙った村上のストロークは無念にラインを超える。ミスが重なり、2-3とされる。このゲームを落とせば負けてしまう。粘りを見せたいが、相手の勢いにのまれ、あえなく敗北。黒星スタートとなった。
 2番手は今井。スピード感のある今井のプレー。試合は激しい攻防戦。先に3ゲームを取られ、ピンチを迎えた。しかし、ここで勢いを失うことなくコースを突いたボールで攻め続ける。そしてゲームカウント3-3。ファイナルゲームへと持ち込む。しかし、3ポイントを連取されるなど快進撃はここまで。6-8で惜しくも2敗目となり、関大の敗北も決まった。
 最終の3番手、佐々木(真)・田中組。0勝で終えるわけにはいかない。チームの思いに応えるためコートへと元気よく入る。この試合もゲームの取り合いが激しい。ファイナルゲームまで持ち込まれ、ポイントは5-5。佐々木の粘りのあるラリーに加え、随所で田中のボレーが決まる。相手のミスが2本続き、試合を制した。1勝2敗で関学大に敗れた。
 
 2戦目は、昨秋女王の神松蔭大。歴代優勝回数が最も多く、今回も優勝候補筆頭である。村上に代わり、主将・有村と各務がエントリー。試合は、終始相手のペース。1ゲームをもぎ取るも1-4で完敗。
2番手は、今年加入した新戦力であり、先ほどダブルスで出場した佐々木の妹でもある佐々木(美)。1年生ながら、怖気づくことなく果敢に攻めていく。完全にペースをつかみ4-0とストレート勝ちを収める。
3番手は再び佐々木(真)・田中。連勝で初の勝ち星を奪いたいが、簡単には勝たせてくれない。女王に歯が立たず、0-4でストレート負け。再び1勝2敗となってしまった。

 悔しい連敗。1日目最終戦は、天理大。落とすわけにはいかない試合だったが、どうしても勝ちきれず、1勝2敗となってしまった。

 そして、迎えた2日目。1部残留も懸かってきた関大。残り、2戦は絶対落とせない。
 
 リーグ4戦目は千里金蘭大。2部から上がってきたばかりで、ここを落とすわけにはいかない。1番手の村上・各務組は1ゲームを落とすものの、第2、3、4ゲームを連取し波に乗る。各務のボレーが前日にも増して、決まる。激しいラリーもものにし、1勝を飾った。続いてエントリーするのは今井。昨日の悔しさを胸にコートに立った。前半は苦戦するも相手の逆サイドを突いたストロークで相手を突き放していく。最後は相手のダブルフォールトで2勝目。関大の初勝ち点を決めた。3番手の佐々木(真)・田中組もストレートで圧勝。3勝0敗でなんとかつないだ。

  最終戦は立命大。関大は1勝3敗。他校が2勝以上しているのでこれに敗北すれば、関大の最下位が決まってしまう。奮起し、決戦へと向かう。
  村上・各務組がパスショットで先制。だが、相手も必死で食らいつく。何度もデュースに持ち込むも勝ちきれず、3ゲームを先取され、窮地に立たされた。しかし、ここであきらめることなく、2ゲームを取り返す。このままの勢いで乗り切りたいが、相手のスマッシュが関大を襲う。最後は後衛にパスショットを決められゲームオーバー。ゲームカウント2-4で敗戦。残る今井、佐々木・田中組に託された。
  2番手の今井。第4ゲームを終え、ゲームカウントは2-2。互角の戦いを見せる。だが、徐々に相手のペースにのまれ、2ゲームを連取され、試合終了。涙の今井にチームは肩を抱き、なぐさめた。
  勝って終わろう――。最終戦は佐々木・田中組。1ゲームを落とすも、4-1で勝利し、最後まで笑顔で試合を終えた。

  リーグ最終順位が1勝4敗で無念の6位。翌日、2部優勝校の関外大との入替戦が行われた。1敗するも残りを抑えて、2勝1敗で勝利し、1部残留を決めた。

  1部には残れたものの、屈辱を味わった彼女たち。この悔しさは必ずや西カレ、インカレで果たしてみせる。女王・関大は、挑戦者となり気持ち新たに、コートへと向かう。


▼有村主将「負けたことは悔しい。ずっとどこかで迷いがあった。昨春の優勝からの昨秋5位。でも、この最下位で逆に抜け出せた。技術では張り合っていけたと思う。気持ちで押されてしまった。」

このページの先頭へ