◇市長杯第63回大阪シティレガッタ◇4月10~11日◇桜ノ宮大川◇

男子舵手つきフォア決勝
Ⅰ関大 2'57''14
Ⅱ大阪府大 2'53''56
ⅢIXION 2'53''06

女子舵手つきクォドルプル決勝
Ⅰ大阪市大 3'05''50
Ⅱ神大 2'57''49
Ⅲ関大 3'16''09

 大阪のボートマンにシーズンの到来を告げるシティレガッタが、今年も桜満開の大川で開催された。新体制で臨む初戦で勢いをつけるべく漕ぎだした関大クルー。緊張で体を固くしながらも、男女ともに3位と堂々の結果を残した。

 初日は男女ともに予選が行われた。男子は舵手つきフォアでの出漕。スタートは進路修正に失敗し出遅れてしまう。コンスタントに入り、咬龍に奪われたキャンバス分のリードを徐々に詰めていく。全体の半分を越え、相手をとらえた関大。整調の伊豆丸の声に反応し、一気に先頭に躍り出た。終盤、疲れを見せはじめた相手を横目に、約2艇身半の差をつけ翌日の準決勝へと駒を進めた。
 舵手つきクォドルプルでの出場となった女子は、桜宮高との対戦。スタートからリードを伸ばし続け、無駄のない漕ぎで相手を突き放していく。後半も大きなミスをおかすことなく、決勝への切符を手にした。
 
 2日目は男子の準決勝からスタート。関大を含め3艇が出漕するなか、優勝候補の一角であるIXIONとの熱戦が期待された。レースは序盤から阪大に主導権を握られてしまう。中盤までに1艇身の差をつけられ、苦しい展開。だが、ここから持ち味の粘り腰を見せ、ラスト約200mでトップに並ぶことができた。前日とは一転、力みのない漕ぎでスパートをかける関大。トップ争いは最後までもつれるかに思えたが、2着までが決勝に進出できることもあり、相手はすでにトップを捨て、流していた。関大は自分たちのスタイルを貫き、1着で決勝進出を決める。互いの力をぶつけ合う熱いレースは、決勝へと持ち越しとなった。

 男子フォア決勝は、順当に勝ち上がってきた大阪府大、そしてIXIONとの対戦だ。スタートこそリードできたものの、それがかえって自分たちの体を固くする。経験の差がそのまま艇差へとなり、徐々に上位2艇のレースになっていった。約1艇身半のリードを許したまま、3位でフィニッシュした。
 名門・神大、そして今大会コースをホームとしている大阪市立大との決勝となった女子。冬の間に積み上げてきた成果を見せつけたいところだったが、結果は3位。優勝の神大には19秒の差をつけられる惨敗となった。「自分たちの漕ぎはできたけど、タイムが遅いってのが現状」とCOXの丹は悔しさを見せつつ現実を受け止めた。

 各校の新クルーが初めて艇を並べる今大会。入賞は果たせたものの、クルーの表情には無念さがにじんでいた。しかし来月にはさらに三大レガッタのひとつ、朝日レガッタが待っている。残り3週間、さらに漕ぎに磨きをかけ、関大は全国の強豪に立ち向かう。

▼男子舵手つきフォア 福田
「決勝に臨む前から1位を狙っていた。スターとがよかったので『いけるぞ』と思い、焦って固くなって伸びず、相手と差が出た。力不足を受け止め、(次戦までの)3週間濃い練習をしていきたい」

▼女子舵手つきクォドルプル 丹
「1本漕いで進む距離が短い。自分たちの実力を知れたレースだった」

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