◇平成25年度春季関西学生リーグ最終節対大経法大◇5月12日◇近畿大学記念会館◇

関大1―6大経法大

 勝っても負けても2部への降格が決まっているなかで迎えた最終節。開幕から0―7での連敗が続いていたが、最後に1勝を勝ち取る執念をみせた。

 第1シングルスは森田。相手の攻撃に対し、丁寧なディフェンスで食らいつく。打球に反応し、コースを決める場面もあったが、先に2セットを奪われる。第3セットはデュースに持ち込まれながらも粘りをみせた。しかし、あと一歩及ばずストレート負けする。続く第2シングルスは中嶋。相手のスマッシュに上手く対応できない。短調な攻撃になり、自分の卓球ができなかった。第1シングルスに続きストレート負けを喫する。第3シングルスはカットマンの松本。相手がパワーで押してくるなか、カットで耐える苦しい展開。粘ってスマッシュを決める場面もあるが、ストレート負けし、第3シングルスまで全員ストレート負けという苦しい展開で序盤を終える。

 「ここが勝てないと苦しいオーダー」と多鍋主将が話すダブルス。1セット目は序盤リードを許すが、安川の鋭いレシーブなどで反撃。打ち合いの末、同点に追いつきデュースへ突入。しかし、スマッシュが決まらず1セット目を落とす。2、3セット目もデュースに持ち込むなど粘りをみせたが1―4で敗北する。その後に登場する安川と田頭もそれぞれシングルスを落とす。

関大の今季全敗が確定した状況で迎えたシングルスの多鍋。調子は良くなかったが、試合前に修正してきた。1セット目をとられるも「応援も力になり、気楽にいけた」と多鍋。その後は相手を攻めたてた。相手より先に攻撃しようと心がけ、フォアの回りこみのドライブを効果的に使った。リズムに乗ると、後半はさらに調子を上げ4―1で待望の1勝を手にする。その瞬間ベンチとスタンドから大きな歓声と拍手が起こり、安堵の笑顔をみせた。

 今季から1部に昇格した卓球女子。彼女らにとってそこはあまりに厳しい場所だった。しかし、最後にみせた粘り。そして、試合後に流した涙。この悔しさを糧に来季はもっと強くなって帰ってくるに違いない。

▼多鍋主将
「降格が決まっていたなかでの試合。ダブルスをとらないと勝てないという後半勝負のオーダーで臨んだ。今までダブルスは組んだばかりで点の取り方や攻めパターンが曖昧だった。今日は相手がやりやすかったのもあるが、お互い好きなコースでなく、相手をよくみてコースを狙ってプレーできた。もう少し練習を重ねたい。シングルスはやっと1勝。負けが決まっていたので気楽にいけたし、応援も力になった。調子は良くなかったが朝に練習して修正できたと思う。チームは強くなってきている。もう少し練習が必要。1回生は初めての1部でボコボコにやられて辛かったと思う。全体のレベルアップで2部での優勝を狙いたい」

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