◇リーグ1部2部入れ替え戦対立命大◇10月24日◇舞洲シーサイドガーデン

 一昨年、23年ぶりの1部昇格を果たしたものの、昨年わずか1年で2部に降格。1部復帰を目標に挑んだ今季、見事2部全勝優勝を果たした。「入れ替えでも勝って、必ず1部へ行く」(酒井主将)。強い決意を胸に、1部6位・立命大との入れ替え戦へ臨んだ。

 まずはダブルス。D1堀田・角田組は、第1セットを惜しくも4-6で落とす。第2セットでは、4ゲーム目に相手のサービスゲームをブレイクし、3-1とリード。だがその後はミスが続き、結果セットカウント0―2で敗れた。

 D2山下・渡利組は、終始冷静なプレーを展開する。第1セット終盤では、渡利のドロップを何とか返した立命大に、渾身の一撃。激しいスマッシュを放ち、7ー5で勝利した。第2セットは4ー6で勝ち星を献上するも、第3セットは圧巻。山下のサービスエースが光り、セットカウント2ー1で白星を飾った。

 D3酒井・清水組は、第1セットを4-6で落とす。第2セットも3ゲームを先取され、流れは完全に立命大に。だが、関大の攻撃的な姿勢で、タイブレークまで持ち込む。酒井のバックハンドショットや清水のボレーが冴え、何とか第3セットにつなげた。しかし、最終セットはものにできず、セットカウント2-1で黒星を喫した。

 続いてシングルス。S6松本は、相手にプレッシャーをかけ、積極的なプレーで威嚇する。第1セットこそ惜敗するも、第2、3セットは圧勝。セットカウント2ー1で、立命大を撃破した。

 S2山本は、強烈なトップスピンやスライスで、ショットを左右に振り分ける。また、ネットに出るなど攻撃的に試合を展開。しかし、健闘むなしくセットカウント0-2で敗北を喫した。

 だが、S3の角田は、力強いラリーを制す。相手の逆をつくショットもみせ、6-2、6-1のセットカウント2-0と圧勝した。

 そして迎えたS4堀田の試合。第1セットは、ファインプレーを連発し、有利な試合展開を見せる。
 だが、ゲーム終盤から一転。相手の強烈なストロークに対応しきれず、次々とミスを犯してしまう。6(4)―7と逆転され、第2セットへ。

 続く第2セット。「絶対勝てますよ」。フェンス越しに関大全員が、声援を送る。それに応えるように、堀田は深いショットを放つ。だが、ゲームカウント4ー5となかなか状況を打破できない。

 その時点で、関大の勝敗は3勝4敗。昇格の命運は、まさに堀田にかかっていた。堀田は、念入りにトップスピンをかけたストロークでラリーし、相手のミスを誘う。デュースを繰り返し粘り続けるも、セットカウントは、0-2。
 その瞬間、総合3―5で関大の敗北が決定。惜しくも1部復帰にはならず、悔し涙を流した。

 しかし、2部では敵なしの関大。肉体面でも、精神面でも「うちと1部に差はない」と酒井主将は話す。1年間でさらなるパワーアップを図り、来季こそは1部へと返り咲く。
 
▼酒井主将「シングルスもダブルスも自分が落として、申し訳ない。1年間ダブルスに力を入れてきたのに、1-2にしてしまった。(試合前のミーティングでは)流れはくるから絶対に焦らないように、攻めの姿勢を崩さないようにしようと言っていた。応援も本当によかったので、こんないいチームに何も残してあげられなくてごめんという気持ち。自分の部活に対する意識を変えてくれたチームだったので、まだ引退の実感はわかない。(後輩たちには)1部で王座に行ってほしかった。でも、チーム力があるいい仲間なので、一人一人が実力を付けて行って、また来年のこの時期に一丸となって頑張ってほしい」


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