◇第31回総合関関戦/関西大学空中テニスコート◇
これまでの関関戦成績は、0勝22敗。特に過去5年間は、いずれも完敗を喫している。連敗記録に終止符を打つべく、王座3位の強豪・関学大に挑んだ。
まずは男子。D2山下・渡利組、D3山本・田淵組がともに2―0で快勝し、好発進する。
さらにD1角田・野口組がその勢いに乗る。鋭いバックハンドボレーを野口が決めると、角田はサービスエースを奪取しマッチポイントを制す。第1セットを6―3で勝利した。
さらに第2セットでも圧倒的な力を見せつけた。5―2で迎えた第8ゲームでは、野口の力強いサーブが相手のミスを誘う。相手に点を与えることなくゲームを制し、第2セットも白星。セットカウント2―0で勝ち、春関ダブルス関西王者の貫禄を見せつけた。
続いてシングルス。S3山下は、第1セットを6―2で制す。しかし、第2セットはミスが目立った。6ゲーム目でサービスゲームをブレイクされると、流れを持ち直すことができず、黒星を喫する。
「俺が負けたら(関関戦も)負ける」。山下は強く意気込み、最終セットに臨んだ。1ゲーム目をブレイクし、先制。ラリーに緩急をつけ、ゲームの主導権を徐々に握っていく。そして、4-3で迎えた第8ゲーム。力強いラリーでデュースを制し、サービスゲームをキープする。勢いそのままに勝利を収めた。
また、S4の田淵も、巧みなゲームメイクを見せる。2ー0で白星を挙げた。
S5松本は、タイブレークを制し第1セットを勝利。しかし第2セット、第3セットでは流れをものにすることができず、惜敗を喫する。S4野口も、最終セットまで持ち込むも、最後は相手にサービスエースを決められセットカウント1ー2。勝ち星を飾ることはできなかった。
しかし、エース・S1山本、S2角田がともに2―0で圧勝。男子は7勝2敗で、関大が大差をつけて関学大を下した。
一方、女子も関学大を相手に健闘する。D1橋本・辰野組は、第1セット中盤で相手のサービスゲームをブレイクバックし、巻き返しをはかる。しかし、第1セットを4-6で惜敗すると、第2セットでも主導権を握れず、0-2で黒星を喫した。
D2石水・内仲組は、第1セットを2-6で落とすも、第2セットではタイブレークまで持ち込む。しかし、制すことはできなかった。
S1橋本、S2石水、S3辰野、S5小山の試合は、いずれも2-0で敗北する。だが、S3岩山が第1セットを7-5で接戦を制すと、第2セットも連取。2-0で勝利を収めた。
よって、女子は1勝6敗で関学大に敗北を喫した。
総合成績は、8勝8敗で引き分け。勝つことはできなかったものの、連敗を食い止めた。関関戦史上では大きな快挙だ。山下主将は、「勝ちたかったが、過去が過去なので嬉しい。来年は男女ともに勝ってくれるはず」とチームの成長に期待を寄せた。
また、「男子があんなに大差をつけて勝てるとは思っていなかったので自信になった。秋のリーグ戦にむけてまた気を引き締めていきたい」と話す。現在2部リーグを戦い、1部昇格を狙っている関大。今試合で手ごたえを掴んだチームの、さらなる飛躍に期待がかかる。
▼山下主将「応援がいたからこその、この結果だと思う。しっかりみんなが気持ちをこめて応援している。本当にモチベーションもやる気も上がる。関学大には、(関関戦だけでなく)練習試合でも勝ったことがなかったので、大差で勝ててうれしい。1部校に勝ちたかった。自信はついた。今年は1部に行く。ゆるまず気を引き締めてリーグに臨みたい。さらに鍛えなおして、下からの底上げも図りたい」


