◇関西対校リーグ戦1部2部入れ替え戦対神院大◇10月10日◇舞洲シーサイドガーデン

 今季、2部で全勝優勝を果たし、3年連続で入れ替え戦に駒を進めた関大。この2年間の悔しさを胸に神院大に挑んだ。

 まずはダブルス。D1の角田・野口組は、2人の息の合ったプレーで終始ゲームをコントロールする。実力者の貫録を見せ、セットカウント2-0で白星を飾った。
 
 D2の田淵・福田組は、第1セットを6-3で制する。第2セットも4-3とリードするが、ここから2ゲームを連取され逆転を許してしまう。だが、田淵の力強いストローク、福田の強烈なサーブで2ゲームを奪い、流れを引き戻す。6-5で迎えた第12ゲームも制し、セットカウント2-0で勝利した。

 D3の藤田・恒松組は、第1セットを6-2と難なく先取。しかし、第2セット1-2から3ゲームを立て続けに奪われ、一気に劣勢へと追い込まれる。それでも2人は諦めることなく、驚異の粘りを見せ5ゲームを連取。劇的な逆転勝利を飾り、関大はダブルスで3勝を挙げた。

 午後から行われたシングルス。S1には今年の夏関を制した福田が登場した。福田は相手に1ゲームも与えない圧巻のプレーを披露。セットカウント2-0で圧勝した。

 あと1勝で1部復帰が決まる関大。しかし、S2田淵、S3角田主将が敗れ、S6恒松も第1セットを先取するも逆転負けを喫してしまう。

 この悪い流れを断ち切るべく、S4野口がコートへ向かう。第1セットから気迫溢れるプレーを見せ、6-1でこのセットを制した。「去年だめだったのが本当に悔しかった」と話す野口。その悔しさを晴らすかのように、左右へ強打を叩き込んでいく。そして、ついに迎えたマッチポイント。相手がボールをネットにかけた瞬間、野口はその場に倒れこみ、選手たちは歓喜の雄叫びを上げながらコートになだれ込んだ。

 3年ぶりに1部復帰を果たした関大。このチームは1、2回生が多く、まだまだ発展途上だ。「王座だけでなく、さらに上を目指してほしい」と角田は語る。関西、そして全国の舞台へ。関大テニス部の戦いは始まったばかりだ。

▼角田主将「今日のためにやってきたので最高にうれしい。初めて嬉し泣きした。(試合について)冷静にできた。ダブルスで3つ取れたのが大きかった。シングルスは負けてしまったが、みんな勝ってくれると信じていた。今日が大学最後の試合だったので、後輩に何かを伝えるような試合をしたかった。(1部の)壁が高いことはわかっていた。でもメンバー以外も団結して戦えてよかった。4年間しんどいことが多かったが、濃い4年間だった。仲間の大切さ、かけがえのない物ってこういうことを言うのかなと思った」

▼野口「去年だめで悔しかったので本当に嬉しい。今シーズンはオフが無くて苦しかったが、全ては入れ替え戦のために頑張った。(試合について)角田さんが(勝利を)決めてくれると思っていたのでちょっと焦った。でも、緊張も無くて楽しくできた。第2セットで5-2の時は、体が震えた。今日は応援が良くて、最後はいけると思った。(来年に向けて)いいチームなので、来年王座を狙いたい」

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