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◇平成25年度関西学生選手権大会◇9月7・8日◇靱テニスセンター◇

 春関は男女ともに決勝出場さえかなわなかった関大。王座出場権を懸けたリーグ戦を目前に控え、各校気合は十分だった。

 男子シングルス準決勝まで勝ち進んだ森田は、同大の浦上と対戦した。第1ゲームを落とすも、自身のサービスゲームではエースショットを連発し1-1とする。しかし、その後2連続でゲームを落としてしまう。粘りを見せ3-3に追いつくも、ミスを連発し第1セットを落とした。
続く第2セットでは、相手のミスを誘い、第1ゲームを奪う。しかし、その後何度も迎えたデュースを制することができない。ミスを重ね、ついに1-5とされてしまう。続く自身のサービスゲームではミスを誘発し、2-5。だが、迎えた第8ゲーム。サーブを返すもネットに掛かり、ゲームセット。準決勝敗退に終わり、「思い通りの結果が出せず悔しい」と語った。
 
 男子ダブルス準決勝。池川・細川組は同大の西村・井上組と対戦。1ゲーム目を先制されるも、第2ゲームでは相手のミスが重なり、ストレートでこのゲームを奪う。しかしミスが増え、1-3とされる。第5ゲームを取得するも、リターンエースを許すなどして、その差をさらに広げられた関大。ボレーのミスも連発し、2-6で第1セットを落とした。
迎えた第2セット。序盤からなかなか流れをつかめない関大は、ミスを連発し、次々とポイントを与えてしまう。連続で5ゲームを奪われ、窮地に立たされた。細川のサーブで始まった第6ゲーム、池川のボレーが見事決まり、デュースに持ち込む。すると、池川がさらにボレーでポイントを奪い、ついに1ゲームを返した。だが流れをつかむことはできず、続くゲームを落とし試合終了。決勝進出とはならなかった。

 女子ダブルス準々決勝進出した藤原・大西組。対する玄田・井上組はリーグ戦でも相まみえる同大のエースペアだ。試合は、上手く立ち上がれず、相手のペースにのまれ1ゲーム目を落としてしまう。しかし、すぐに切り替えし、しっかりキープする。3-4で迎えた第8ゲーム。離されたくない場面だったが、粘る相手を振り切れず3-5で王手をかけられる。しかし、ここであっさり突き放されることなく藤原、大西ふとりともきっちりボレーでポイントを稼ぎ、4-5。このまま逆転に成功し6-5。しかし、焦りから連続でアウトし6-6に引き戻され、タイブレークへ。相手の連続ミスで先制すると大西の快ボレーで突き離し、タイブレークを7-2で制した。第2セットも均衡状態が続くもののゲームカウント2-2から藤原のパスショットが絶妙に決まる。そのままの勢いにのり5-2。最後は大西のセンターへのボレーで勝利を決定づけた。しかし、準決勝敗退し、ベスト4に終わった。

 関大から唯一決勝に進んだのは1年生の中村侑平だ。1回戦から3度のファイナルセットを制し、決勝まで勝ち抜いてきた。直前の雨の影響で、開始時間を変更し行われた。相手は準決勝で森田を下し勝ち上がった浦上。
 3ゲーム連続で落とした第1セット。だが、第4ゲームで相手のミスが続き、3連続ポイントを取得。このゲームを奪うとさらに追い上げを見せ、6―4でこのセットを手にした。
第2セットも流れは中村にあったが、2―1としたところで雨が降り始め、試合は一時中断となる。1時間後に再開するも、サービスゲームを落とした中村。雲間から強い日差しが降り注ぐ中、2ゲーム差をつけたが流れに乗ることができない。4―6で、試合はファイナルセットを迎えた。
第1ゲームをブレイクし、3―0まで相手を引き離す。第4ゲームを落とすが、その後のプレーで相手のミスを誘発。5―1で迎えた第7ゲームでも連続ポイントを奪い、勝利まで王手をかけた。しかし、ここでミスを連発し、このゲームを落としてしまう。さらに相手のエースショットや、自身のミスが重なり徐々に差を詰められ5―4とされる。
 「落ち着いてキープしよう」と気持ちを切り替え挑んだ自身のサービスゲーム。相手に一歩リードを許すも粘りを見せ、デュースに突入した。スマッシュが決まり、マッチポイントを握る。走る相手の逆サイドにネット際から叩き込み、ゲームセット。晴れ渡る空の下、中村は喜びを爆発させるようにガッツポーズを見せた。

 新たなエースも誕生し、収穫のあった夏関。次に迎えるのはリーグ戦だ。男女での関西優勝、そして王座出場を目指し、関大の挑戦は続く。

▼森田
「調子は良くて、優勝を目指していた。準決勝は前回負けていた相手。思い通りの結果が出せず悔しい。リーグに向けて今回を次に生かせるように頑張って行きたい。大事な時にポイントが欲しくなって守りに入って固くなるので、強気で攻めていけるかがこれからの課題。(リーグは)優勝できるようにチームに貢献して頑張りたい」
▼池川
「調子は良くもなく、悪くもなくという感じ。(振り返って)戦術がしっかりしていなかった。もっとペアとのコミュニケーションが必要。シングルスはベスト32。内容があまりよくなかった。リーグは絶対に勝ちます」
▼細川
「インカレの直後で、ペアともうまくかみ合わなかった。いい感じのときもあったが気持ちに左右されてしまっている。先輩と組むがもっと積極的にかからないといけない。中村の優勝で気持ちがのれた。みんなでリーグに向けて次は全勝」
▼中村
「うれしい。インカレでいいところまで行けたので、上位を狙っていた。あまり調子は良くなかったが、試合ごとに上がっていった。準決勝の相手は(自分と同じく)1回生で左利きで、中学のとき負けていてインハイでは上の方にいたのでどこまで通用するかやってみたかった。出だし落としてしまって、威力もあって押され気味だったが、相手の体力がなくなってきてチャンスだと思った。(決勝へは)まさか行くとは思ってなかった。(1セット目は)取れないと思ったが、相手のミスが増えて、いけると思ってふんばった。(ファイナルセットに入り)3試合ファイナルを戦ってきて、勝てる自信はあった。5-1までリードしていたのに、勝ちたいと焦って力が入ってしまいリターンミスも増えた。(5-4のときは)ここはしっかり落ち着いてキープしようと思った。疲れもあったが体力があったから勝てた。みんな声出して拍手もしてくれて心強かったし、苦しい場面でも頑張ろうと思った。(課題は)サーブをよくすることと、ネットプレーをうまく組み合わせていくこと。リーグではチームに1勝を持っていけるように活躍したい。(王座へは)1位で行きたいので、チーム一丸となってがんばりたい」


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