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◇平成26年度全日本大学対抗王座決定試合準決勝対慶大◇10月25日◇有明テニスの森公園◇

【ダブルス】
●D1 森田直・池川 4-6 0-6
◯D2 細川・加藤 2-6 6-1 7-6(5)
◯D3 中村侑・矢多 3-6 6-2 6-2

【シングルス】
●S1 森田直 2-6 2-6
●S2 中村侑 4-6 7-5 6(6)-7
●S3 染矢 3-6 2-6
●S4 竹元 1-6 1-6
◯S5 池川 6-3 1-6 6-4
◯S6 加藤 6-0 6-4

【試合終了】
関大4-5慶大

 関西でのリーグを全勝で制し、関西第一代表として挑んだこの大会。初戦は中国四国代表の松山大学に9-0で勝利し、準決勝へと駒を進めた。創部初の決勝進出を目指して、関東第二代表の慶應大と対戦した。

 まずは3本勝負で行われるダブルス。ここでリードして良い流れで後に控えるシングルスにつなげたい。試合は3面同時進行で行われた。

 D1で出場したのは森田直・池川組。第6ゲーム終了時でゲームカウント4-2とリードしたもののそこから4ゲーム連続で落としてしまい、第1セットを奪われる。巻き返したい第2セットだったが、1ゲームも取れずに黒星スタートとなった。

 D3の中村侑・矢多組は第1セットを落としてしまう。第2セットは関大のサービスゲームで始まる。お互いサービスゲームをキープし、試合が進んでいく。第6ゲームでブレイクし、ゲームカウント4−2とリードすると第8ゲームでも再びブレイク。このセットを取り、最終セットへと入った。このセットも第2セットと全く同じ展開。中村侑、矢多ともにサーブで崩して前衛が決め、サービスゲームをキープしていく。第6ゲームは相手のミスが重なりブレイクすると、第8ゲームでもブレイクし白星を収める。これで1勝1敗のタイに戻した。

 最後に残るのはD2の細川・池川組。第1セットは2度相手にブレイクを許し、ゲームカウント2−6で落とす。しかし、第2セットはゲームカウント2−2から4ゲーム連続で取り、最終セットへ持ち込む。迎えた最終セットは意地と意地のぶつかり合いとなる。関大のサービスゲームで始まったこのセットはお互いにサービスゲームをキープしたまま第13ゲームを迎える。一進一退の攻防が続く中でポイントを重ねるごとに両者の応援も熱を帯びていく。ボレーが何度も決まり関大が6−3とマッチポイントを握ったが2ポイント連続でミスをしてしまい勝利目前で足踏みをしてしまう。しかし、続くポイントを相手のレシーブミスで奪って見事に勝利。ダブルスで2勝1敗と勝ち越し、シングルスへと弾みをつけた。

 シングルスではまずS4の竹元が登場。先勝して流れを一気に関大に持ってきたいところだったが、第1セットで3度のブレイクを許してゲームカウント1−6で落とすと、第2セットも相手に流れを与え、ストレート負けを喫する。対戦成績は2勝2敗となった。

 続くS5の池川はセットカウント1-1で、勝負は第3セットへともつれこんだ。ゲームカウント2-2からブレイクに成功。直後のサービスゲームをキープすると続くゲームを再びブレイクし、勝利まであと1ゲームとなった。しかし、続く第8ゲーム途中で右腕を痛め、ミスが増える。このゲームを落とすと第9ゲームも落としてしまう。第10ゲームは関大のサービスゲームだったが、返すことが精一杯の状態。サーブも下から入れるほどだったが、何とか返して相手のミスを狙う戦い方に変える。必死に返していく池川に相手もなかなか決められない。相手にマッチポイントを許したものの、相手のミスでデュースに持ち込む。3回目のデュースで相手のストロークがアウトとなり池川がマッチポイントを握ると、再び相手のストロークがアウトになり、見事に勝利。対戦成績3勝2敗と再びリードを奪った。

 この勝利で勢いづき、続くS6の加藤は第1セットを1ゲームも奪われずに取ると、第2セットも1ゲーム目から4ゲーム連続で先取。その後、追い上げられるが、ゲームカウント6−4で取り、決勝進出に王手をかけた。

 この勢いのまま勝利したいところだったが、S3の染矢、S1の森田直ともにセットカウント0−2で黒星。対戦成績4勝4敗とされ、勝負の行方は最終戦へともつれ込んだ。

 その最終決戦で登場したのはS2の中村侑。何としても取りたい第1セットだがゲームカウント4-6で落としてしまう。後がなくなった第2セット。ゲームカウント5-2から追いつかれたが、相手のミスにも助けられ第3セットに持ち込む。

 運命の第3セット。このセットを取った方が決勝進出を決めることとなった。関大のサービスゲームで始まったこのセット。2度のブレイクを奪われ、ゲームカウント3−5と後がなくなった。しかし、直後のサービスゲームをキープすると、続くゲームをブレイク。ゲームカウント5−5としたものの第11ゲームはスマッシュを3度決められ、再び後がなくなった。しかし、中村侑の諦めない姿勢が相手のミスを誘い、ゲームを奪う。最終セットの最終ゲームで決まるという接戦に応援も熱を帯びる。まずは2ポイント連続で相手のストロークのミスで得点を挙げる。しかし、次は中村侑が立て続けにミス。また、スマッシュも決められ、ポイント2-4と逆転を許す。ここから互いに相手のミスで交互にポイントを取っていき、4-6とマッチポイントを握られる。だが、ここでも粘りを見せる。相手のダブルフォールトで得点すると、次のポイントではサーブで押し込み、空いたスペースにストロークを打ち込み何とか追いつく。一気にマッチポイントを取りたい中村侑だったが、逆に自らのミスで相手にマッチポイントを与えてしまうと、続くポイントでボレーをネットに掛けてしまいゲームセット。何度も粘りを見せたが最後はミスで終わってしまった。この結果、4勝5敗となり決勝進出はあと一歩のところで逃してしまった。

 関西のリーグで全勝優勝を果たして迎えた全国の舞台だったが、またしても関東勢の壁を超えることはできなかった。古井主将は「今年のメンバーだと勝てる可能性はあった」と期待していただけに、悔しい敗戦となった。しかし、これで終わったわけではない。明日には関学大との3位決定戦が控える。4年生にとっては最後の試合でもあるため、勝利で締めくくりたい。【林 亮佑】

▼古井主将
「悔しいという気持ちが大きい。今年のメンバーだと勝てる可能性はあった。ただ、関東の大学は意地を見せてくる。最後の試合では勝利まであと2点というところまでいったのに相手に4回生の意地を見せられた。史上初の決勝進出まであと少しだったのに届かなかった。誰が悪いとかじゃなくて自分自身も含めて、もっとモチベーションを上げないといけなかった。そのあたりをキャプテンとしてやりきれなかったし、足りていない部分だと思う。それが残り2点につながった。部員や監督、コーチ、OBなど応援に駆け付けてくださった方々に申し訳ない。試合に出ている4回生が一人なので3回生以下の勝ちを来年につなげていってほしい。関学とは関西のリーグで何度も当たっているが、最後に勝って後輩たちに何かを残したい。今日の試合後も含めて、もう一度チームの雰囲気作りをして明日に準備したい」
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