◇第87回関西学生選手権大会及び第49回関西女子学生選手権大会3日目◇7月28日◇なみはやドーム◇

 男子が7位、女子が3位で迎えた最終日。10人が予選をクリアし、決勝へ進出した。男子400m個人メドレー決勝で敦賀が、女子100m自由形決勝で吾郷が優勝を飾った。総合順位では女子が去年の1部3位から準優勝と健闘。しかし、1部7位となった男子は2部に降格という結果に終わっている。

 最終日の最初の種目は400m個人メドレーだ。女子の上田が1位で予選を通過。決勝では苦手の背泳ぎで順位を落とし、後半は平泳ぎで追い上げをみせるが、2位に終わった。男子は敦賀と星野が決勝に出場。敦賀は序盤から1位を快泳する。星野はバタフライ、背泳ぎと下位での泳ぎとなる。しかし、後半に平泳ぎで一気に順位を上げ、見事1位と3位でダブル表彰台に輝いた。
 400m個人メドレーのあとは女子が健闘。まず、女子100m自由形で関大が圧倒的な強さを見せ、吾郷と高田と金井で決勝の3レーンを独占する。決勝でも吾郷と高田がワンツーフィニッシュを決めた。また、女子100m背泳ぎでは辻本と甲斐が決勝に進出。甲斐は下位に沈むが、辻本は「自分らしさを取り戻したい」と意気込み、前半から1位争いで激しい競り合いとなる。最後はトップと0.03という僅かな差で準優勝を果たした。さらに、女子200m平泳ぎでは小澤と嶋岡が決勝に出場。嶋岡は前半の6位から追い上げ、3位につけた。
 そして、大会の全ての個人競技が終了し迎えた800mリレー決勝。会場は選手を鼓舞する音楽や映像が流れ、異様な雰囲気となる。まずは女子。第1泳者の高田が200mを4位で折り返すと、吾郷、金井、上田とつなぎ4位で泳ぎきる。惜しくも去年の3位には届かなかった。そして、男子。去年は5位に終わっている。しかし、徳川と東が7位で第3泳者の敦賀につなぐと、驚異的なスピードで4位に浮上。応援にも団結力が生まれ、第4泳者の仲埜もその期待に応えて順位を死守。4位と大健闘した。

 9月には広島でのインカレが控えている。リレーで結果を残した女子はもちろん、男子も個人で記録を残している人がおり、その結果に注目だ。

▼高田主将
「男子は1日目に得点が思うようにとれずそれが響いた。得点が入らない9位が多く、1点入るか0点で終わるかの差は大きい。試合までに意識の統一ができず、自分の位置を把握できていなかったと思う。3年間1部で戦ってきたので2部に落ちてしまったのが悔しい。自分としても仕事できなかった。敦賀は先月から来て下さっているコーチの影響もありさらに成長している。インカレではなく関西でもベストを出せるのが彼の凄いところであり、自分たちに足りないところ。女子は今回リレーで強さを見せ、全国でも戦えるレベル。個人でも吾郷、上田、辻本らの活躍が光った。男子も個人では記録を残している人がいる。最後の800mは団結力もあったので、それを普段から大切にしたい」

▼吾郷
「3日目で精神的にも体力面的にもきつかった。(100mでの)優勝は分かっていた。あとは記録。56秒台がでるかで予選は7秒だったので焦った。決勝はしんどかったけど、試合前に関大の選手が応援してくれて、後輩も本当にサポートしてくれた。そのため自分が思ったよりも結果が出せた。(レース前は)記録が出るか分からなかったので緊張した。(実際56秒だったが)もうちょっと出したかった。(リレーは)みんな疲れていたと思うけど疲れいるのを出していなかった。高田さんも互いにがんばろうと言いあっていた。競技なら自分がしっかりしないといけない、もっとタフにならなきゃいけないと思った大会だった。(インカレに向けて)疲労さえ取れれば、練習もできる。疲労があってもある程度記録を取る。ベストは更新できると思うのでメンタル面とタフさを鍛えていきたい」

▼敦賀
「昨日悔しい思いをしていたので優勝できて良かった。大会新記録に届かなかったのは残念。2部に落ちてしまったが、1部より早いタイムで学生新記録を出したい。リレーは前を泳ぐ人が7番手で一気に4番手まで上がることができ、役割を果たせたと思う。今後はメドレーで最後の自由形でスタミナが持つようにし、インカレで学生新記録を出したい。そして、来年またその記録を抜きたい」

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