◇第89回日本学生選手権大会2日目◇9月7日◇広島ビックウェーブ◇

思うような成績を残せなかった1日目。200m個人メドレーと400mメドレーリレーが注目の日となった。

・女子200m自由形
昨日リレーで登場した高田が200mに挑んだ。序盤は好調に進むものの、後半で粘れず。「タイムは悪かった」と語ったが「最近の中で一番気持ちよかった。後悔はしていない」。

・男子200m自由形
こちらも昨日リレーで登場した中埜が出場。前半出遅れるものの、100mを残した時点でこの組の4位に浮上する。ここで勢いに乗ると1:55.01でタッチ。シーズンベストを出し「感覚的に良かった」と好印象で自由形を終えた。最終日の800mリレーにも出場予定だ。

・女子200m個人メドレー
この種目で引退となる伏田はベストには及ばなかったが「楽しかった」と振り返り2:25.60で競技生活を締めくくった。また1年生斎藤は初のインカレということもあり、「スタートからガチガチだった」。自身の持ち味を生かせず、予選敗退に終わった。一方でここ競技を得意とする上田は目標タイムよりも少し遅い2:15.39でゴール。全体2位でこの競技決勝進出を勝ち得た。
その決勝。「集中できる環境にあった」(上田)。声援に答えられなかった去年の悔しさを晴らせる舞台がここにはある。「自分のレースをしよう」と自身を奮い立たせて、スタート台へ向かった。開始の号令と共にいち早く飛び出すと、バタフライで首位を取る。50mのターンからは苦手な背泳ぎ。「ずっと夏してきたこと。そして得意な平泳ぎをもっと早くする」。その言葉通り背泳ぎでは5位に落ちたものの、平泳ぎで脅威の追い上げを見せ、1:42.76でラスト50mへ。残り25mを過ぎてもなお追撃の手を緩めず、順位を1つをあげると逃げ切り2位。雪辱を晴らし、見事準優勝飾った。しかし「順位を見た時は良かったけど、タイムには満足していない」。自己ベストを狙っていただけに悔しさも残った。

・男子200m個人メドレー
関西選手権この種目で3位だった敦賀と同大会で5位入賞を果たした星野が同じ組で泳いだ。敦賀は身長を生かした大きなストローク、また「感覚は良かった」と好調。しかし、予選19位と惜しくもB決勝に進めなかった。一方の星野は前半こそ遅れたが得意の後半の伸びを存分に発揮。自身のベスト記録を更新し、2:06.19で泳ぎきった。共に400m個人メドレーをメインとしており、最終日のこの400mに期待がかかる。

・男子1500m自由形
高階は「全然泳げなかった」とベストを尽くせなかった。また宮本もゴーグルに水が入るというハプニング、ストロークの変更から調節がうまく行かず、「不本意な結果だった」と自身のレースを総括した。

・女子400mメドレーリレー
背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形を4人で繋ぐ花形競技であり、関大からは辻本、上田、吾郷、金井が登場した。まずは予選を快調にクリア。4位で通過した。迎えた決勝でははじめに辻本が頭一つ分リードし、上田にバトンを渡した。しかし、個人メドレー決勝直後ということもあり、遅れをとってしまい、7位で次泳者の吾郷に引き継がれた。前半50mで一気に差を埋めるものの、他大学に引き離されてしまった。最終の金井も健闘したが追いつくことはできず、7位で最終レースを終えた。吾郷は試合後「一人一人はしっかりは泳げていた」と疲れの中でも個人が関大を背に戦ったことを評価した。

・男子400mメドレーリレー
最初の泳者で背泳ぎを任されたのは徳川。「調子が悪いと聞いていた。タイムを気にせずに行って来いと言った」(樽井)。100mで遅れを取ってしまい、他大学に突き放されてしまった。その後、検討するも津川、東もタイムをあげられない。「自分がひっぱっていく」と意気込んだ最終泳者・樽井。最後まで力を抜くことなく泳ぎ切ったが、決勝の壁は厚く、残ることはできなかった。


▼女子200m自由形・高田
「タイムは悪かったけど最近の中で一番気持ちよかった。200mはこれがラストレースだったので後悔はない。タイムには満足いかなかったが自分らしい泳ぎが出来た。今日はこれが最後なのでしっかりケアして明日に備えたい。100mは長水路、短水路ともにベストを出して絶好調なのでこの勢いで決勝に進みたい。また(800mメドレーリレーの)第一泳者なので残りの3人に勢いをつけたい」

▼男子200m自由形・中埜
「感覚的には良かった。シーズンベストではある。アップをしっかりとしていていいタイムを出し、B決勝には進みたい。とにかく最後まで掻くことができる意識をする。最低でも54秒台をだしたい。(また明日の800mリレーでは)出る4人でB決勝に出ようと言っているので一致団結したい」

▼女子200m個人メドレー・伏田
「すごい楽しかった。タイムもベストには及ばなかったが最後の一掻きまで精一杯できた。自分はこれで引退なので後は応援だけ。みんながベストを出して女子はシード権を取りたい」

▼同上・斎藤
「100mバタフライのすぐ後で、それが少し悪かったこともあってうまく切り替えられなかった。ベストを出したかったけど今日のはこれまでのベストよりだいぶ遅い。(1日2種目を経験し)もっとタフに、体力をつけないとと思った。初めてのインカレで緊張してスタートからガチガチだった。冬場にしっかり泳ぎこんでベストタイムを出せるようにしたい」

▼男子200m個人メドレー・星野
「記録は自己ベストだけど、もう少し出せたかなと思う。5秒前半を狙っていた。やっぱり前半の2種目で離されてしまっているのでそこをつめたい。明日400mがあるのでそこへ向けまた頑張って、もっと良いタイムを出したい」

▼同上・敦賀
「悔しい。感覚は良かったので力不足。メインは400mなので、スピード練習もして来た。決勝に進みたい」

▼男子1500m自由形・宮本
「結構最近調子が良かったんですが、最初の飛び込みでゴーグルに水が入ってしまい、不本意な結果だった。長水路なのにストロークが多いので一掻き一掻きのストロークの質をあげてきた。ストロークは減らせたが、ターンが合わせにくかった。(12月の次大会にむけて)短水路で行うのでターンが得意なので自信がある。ジャパンオープンなどの制限タイムも狙っていきたい」

▼男子400mメドレーリレーに出場した樽井
「個人的には落ち着いていた。自分の番が近づくたび緊張していたけど周りを見て入れた。(第一泳者の)徳川が調子悪いって言っていたのでタイムを気にせずに言って来いと言った。あとの選手もなんとかいいタイムを出そうとしていた。関カレよりも自分のタイムを上げようと思った。自分がひっぱていく気持ちでいった」

▼l女子200m個人メドレーで準優勝した上田
「今日の決勝のためにずっと調整してきて、集中できる環境だった。みんなに感謝している。去年も声援を受けたが決勝でタイムが落ちたりしたので今回は自分のレースをしようと思った。持ち味が後半なので平泳ぎでは落ち着いて、自由形はがまんだと思った。順位を見た時も満足したが、次にタイムを見て満足できなかった。(ベストを更新する)13秒台が目標だった。(明日の400m個人メドレーでは)朝一で体を動かすことが出来ないが、去年15位で悔しい思いをしたので朝から体が動くようにしたい」

▼女子400mメドレーリレーに出場した吾郷
「予選よりタイムを落としてしまった。一人一人はしっかり泳げていたと思う。予選では自分一人、関カレより遅かった。決勝では関カレのタイムより速く泳げるようにと思っていた。他にレースがあった子をサポートできるのは残りの3人、4人で一緒に戦っている。4位で決勝に進出して表彰台も狙えたと思うので悔しいです。明日は個人では100m自由形と、800mリレー。50m自由形では5位に終ってしまったけど100ではしっかり、最低でも表彰台にのりたい。リレーはタイム的に決勝は難しいかもしれないけど、B決勝には残れるよう頑張りたいです」

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