◇第24回関西学生選抜選手権大会◇関西大学・凱風館1F重量挙道場◇
関関戦での圧勝から2週間。関西選手権でも力を遺憾なく発揮し、8階級中4階級を制覇した。
まずは、69㌔級・武市。スナッチ1本目に125㌔に挑戦する予定だった。だが、調整ミスで調子が悪かったため、120㌔をコール。見事成功させたが、その後2本の試技には失敗する。結果、スナッチの記録は120㌔となった。ジャークでも予定していた145㌔をやめ、140㌔からスタート。だが、「試合で(自己ベストを1㌔更新する)156㌔に触りたくて」。2本目から8㌔ずつ重量を上げ、3本目に見事156㌔に成功させてみせた。トータルでは276㌔の大会新記録を樹立。2以下を大きく引き離し、優勝を決めた。
さらに、77㌔級・白草は、「調子は良かった」と語るように、スナッチ1本目から123㌔を挙げ、大会新記録を樹立。2本目の127㌔には失敗したものの、3本目には自己ベストを1㌔更新する129㌔に成功した。ジャークでは、1本目に153㌔を挙げると、2本目にはまたも自己ベストを1㌔塗り替える157㌔を成功させた。結果、トータルは286㌔となり、大会新記録を更新。2位に46㌔もの差をつけ、1位に輝いた。
85㌔級・秋原は前日も試合があったため、体が疲れてしまっていた。だが、セコンドと監督の支えもあり、「試合に対する強い気持ちが持てた」。そのため、指を痛めていたにもかかわらず、スナッチで105㌔を挙げ、3位につける。痛みがましになるジャークでは、2本目に140㌔、3本目には143㌔を挙げた。トータルは248㌔となり、逆転優勝を果たした。
105㌔級・三澤主将は、スナッチで「今年度で1番良かった」と振り返る試技を見せ、120㌔を記録。ジャークでは1本目に143㌔を成功させ、トータルは263㌔となり、見事優勝を果たした。また、+105㌔級・藤本は腰を痛めていたため、両競技とも2本目以降は棄権。結果、スナッチ70㌔、ジャーク40㌔のトータル110㌔の5位に終わった。
関西では敵なしという強さを見せつけた関大。今月末に控える西日本選手権でもその力を存分に発揮してくれることだろう。
▼三澤主将「スナッチが今年度で1番良かったので、それは満足している。(クリーン&ジャークについては)クリーンがとても重たくて、ジャーク自体は軽かった。新しい調整法に今臨んでいて、それもなかなか良かったので、改良を加えていきたい。そして、クリーンを強化したい。西日本選手権では、今日のトータルより15㌔上を目指して頑張りたいと思います」
▼武市「スナッチ以外は良かった。調整をしてしまった。体重が落ちて、体が動かなかった。スナッチも大会新をとりたかった。ジャークの156㌔は思いのほか重かった。(1本目の)140㌔はハイクリーンで挙げられた。西日本選手権は、去年1部昇格したので、団体のためにも(個人で)優勝したい。前期最後の公式戦なので、最後に良い記録を両方で残せるように。“関大ってあんなに強かったんや”って言われるように」
▼白草「(今日の試合を振り返って)とても良かったです。(両方の競技で自己ベストを1㌔更新したのは)なるようになったって感じ。大会新とかより、自己ベストを更新していこうと思っていた。楽勝です。(西日本選手権では)スナッチ130㌔、ジャーク160㌔目指します。そして、優勝します」
▼秋原「昨日も試合だったので、実際しんどいかなと思っていたけど、セコンドと監督がしっかりやってくれて、試合に対する強い気持ちが持てた。指はスナッチのときにすごく痛む。でも、集中できていた。ジャークの1本目の140㌔を落としたときはすごく焦った。だめかなと思ったけど、強い気持ちを持てたんで。(西日本選手権は)85㌔級なんで、結構強い選手もいる。強い選手とやれることはめったにないんで、そこで自分も成長していきたいです」


