◇第55回全日本学生個人選手権大会・第21回全日本女子学生選手権大会◇5月15~17日◇はびきのコロセアム◇
今年も有力新人が数名加わり、さらに層が厚くなった関大。全国の強豪が集う今大会でも、その力を遺憾なく発揮。5人が表彰台に上り、強さを全国に知らしめた。
今大会では、女子選手の活躍が目立った。まず53㎏級では、中井が登場。試技を行う前から、声を張り上げ気合を前面に出す。スナッチの1回目では68㌔をスムーズに挙げると、2回目は左にやや傾くものの、71㌔をクリア。3回目は失敗したものの、スナッチを終え2位につける。ジャークでは85㌔を挙げ、合計156㌔。全日選抜の3位に続き今大会でも2位に入る健闘を見せた。また同階級に出場した期待のルーキー・小西は、スナッチで1・2回目の試技を失敗して追い込まれるが、最後の3回目で60㌔に成功する。ジャークでは、1回目に75㌔を挙げトータルで135㌔。初の全日で、3位に入った。
58㌔級に出場した有力新人の山本は、スナッチでは1回目に失敗した67㌔を2回目で踏ん張って挙げきる。ジャークでも、ルーキーとは思えない堂々とした試技で85㌔を挙げた。トータル152㌔で、見事優勝。大学生として初めての全国大会で嬉しい全日制覇を成し遂げた。また同階級の今永も、スナッチ60㌔、ジャーク81㌔の合計141㌔で、2位に輝き関大勢がワンツーフィニッシュを果たした。
関大勢の最後を締めくくったのは白草。ルーキーの昨年度は4位に終わったが、今年は成長の跡を見せる。スナッチは後ろにそらしてしまうなど課題の残る試技で126㌔に終わるが、ジャークでは圧巻の強さを見せる。3回の試技を全て成功させ、出した記録は161㌔。合計287㌔で、優勝を決め昨年のリベンジを果たした。
全国に関大の強さを示した今大会。彼らの躍動は、これからもまだまだ続く。
▼白草「スナッチは軽いのに、後ろにそらしてしまった。ジャークは良かったが、基礎体力を上げていきたい。世界ジュニア(6月・ルーマニア)では自己ベストがスナッチ・ジャーク共にさわれるようにしたい」


